立山スキーツアーその2(立山川編) 報告:伊能

 前日の苦労で、精神的なスタミナが切れかけた。だが、今回のツアーの主目的を果たさない訳にはいかない。

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●立山川編

1.山 名:立山・立山川
2.山 域:北アルプス
3.メンバ:HiO、ごましお、伊能(沢雪山歩)
4.日 程:2003年4月27日
      室堂山荘 7:30 〜 7:50 雷鳥沢 8:05 〜 8:40 室堂乗越 9:00 〜
      9:40 東大谷出会 〜 10:50 取水口 〜 11:20 馬場島荘
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 朝5時に起床。雄山山頂付近にはガスがかかり、イマイチの天気である。
 が、朝食を食べて、出発するころには、快晴になってきた。
 前日の思わぬトラブルで、疲れは残っているが、天気が元気をくれる。
 室堂山荘を一ノ越側にちょっと行ったところから、テン場目指して滑り出す。カリカリで、格好にかまわず滑る。

 雷鳥沢から室堂乗越までの登りは、思ったよりずっと短かった。よく考えると、室堂ターミナルより低いくらいの標高。当然といえば当然だった。

室堂乗越に向かう 雄山を背景に登る柴門さん

 さて、ここで、思案。立山川の状況は、つかめてない。室堂山荘では、「最悪登り返すつもりで滑ってください」と言われている。馬場島荘に電話して確認しても、ここ2、3日は滑った人がいないので、状況は不明とのこと。昨日の雨の影響が心配である。
 
 柴門さんは、いち早く、昨日で山スキーは堪能、気力が続かないということで、室堂からアルペンルートで帰ることにするという。薫さんも、捻挫した足首の状態が心配で引き返すという。パルプさん、多聞さんも引き返す決断で、3人での出発になった。

 HiOさんが、まず、滑り出す。華麗とまでいかないが、着実にターンしていく。続いて私。あれ、ズッコケ。。何だか怖い。3番目に出発したごましおさんが、追い越していく。太陽が当たっているところは雪がゆるんでターンもしやすいが、影の部分は、まだ雪面が固くて滑りにくい。
 荷物が重いからかな・・と思いつつ、ズッコケながら、下っていく。急斜面が終わるころ、何と靴のバックルを閉め忘れて、歩きモードのまま滑っているのに気が付いた。(^ ^ゞ ポリポリ

HiOさんの滑り

  急斜面の後は、幅広の適度の傾斜の斜面が続く。だが、滑りを楽しむ余裕もなく、どんどん下る。後で考えると、勿体ないことをした。。

背後を振り返る

   東大谷出会までは、デブリは避けて滑れた。ここで、先行する3人に一時追いつく。
 経験豊富なグループのようで、トレースさせて頂くことにする。
 毛勝谷出会部分のスノーブリッジが落ちていれば、登り返しになるということらしい。幸いにして、そこは通過できた。登り返しをしなくても大丈夫かな・・でも、まだまだ不安であった。

毛勝谷合流部直下の状況

  毛勝谷出会を過ぎると、いよいよゴルジュ帯に突入、デブリだらけである。
 半分歩き、半分ガタガタの雪の上の滑りである。

 やがて、取水口が見えてきた。
 その手前のスノーブリッジには、50センチほどの亀裂が入っている。できれば行きたくないが、そこを通過しないで、右岸をトラバースしようとすると、もっと危なそう。
 先行グループに続いて、通過する。
 

取水口直上部の状況


 これで、危ないところは終わり。あとは、ただひたすら、馬場島を目指す。

 林道に出たところの川原で、先行グループが休んでいた。お礼を言って、馬場島荘へ急ぐ。

 早月川を渡ったところでスキーを脱ぎ、1キロほど歩いて、馬場島に到着。
 公衆電話でアルペンルート下山組に連絡する。まだ、室堂のバスターミナルでバスを待っているところとのこと。
 回避組も一安心だったと思う。

 それから3時間、濡れた物を干して、小宴会して、昼寝して。。2時半に合流して、帰阪の途についた。

          立山ツアー一日目の御山谷のレポートはこちら
 



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