猿ヶ馬場山大滑走【飛騨】

あめのうお


帰雲山から見た猿ヶ馬場岳

今シーズン初めての山スキーに行ってきました。 この猿ヶ馬場山はシーズン初めから計画し、大変楽しみにしておりました。
標高差1400mは長く厳しい登りで辛かったですが、 その後の滑走は、「THIS IS SKI」 ゲレンデでは味わえない本当のスキーを楽しめました。 針葉樹の原生林を思うがままに滑り、ブナの巨木の間を縫いながら 滑り降りる時間は、至極の一時を味わせていただきました。

【日 付】 2003年3月29日(土)

【山 名】 猿ヶ馬場山(さるがばんば山)1875m、帰雲山(かえりくも山)1622m

【山 域】 飛騨

【ルート】 =乗物 〜歩き
  3月28日    大阪=東海北陸自動車道=荘川IC=白川郷
  3月29日    大牧林道〜宮川林道〜猿ヶ馬場山〜宮川林道〜大牧林道=白川郷 =
          荘川IC=東海北陸自動車道=大阪
    
【天 候】 曇りのち晴

【メ ンバー】 8人  ぬらりひょんさん、ごましおさん、薫さん、伊能さん、柴門さん、
          みるくさん、KUROさん、あめのうお

◆3月29日(金)
阪神高速の通行止や工事の遅れでどうなるかと思いましたが、 なんとか9時過ぎには茨木を出発。 1時過ぎには白川郷「道の駅」で仮泊することができた。

◆3月30日(土)
朝の5時に起きるが辛い・・・・・このまま寝ていたい。
伊能さんの朝いちはなんであんな元気なんだろう! 白川郷のおみやげ屋さんが並ぶ荻町で車を停める。

7時00分 荻町
東へ延びる林道から登り始める。 ツボ足だとすねまで潜るような雪なのでスキーにシールをつけて登る。
林道からP1178の東側にある沢を登り始める。 急な沢の斜面はなかなかうまく登れない。 方向を転換する時に何度もスキーが滑り転倒。起きあがるのに非常に疲れる。 ツボ足で登ってきた3人組にも抜かれ、後ろを登るぬらりひょんさんに手助けされて いると、こんなんで山頂まで行けるのか不安になってきた。
あれっ!薫さんも転倒してる。しかも捻挫してる足をまた痛めていたようだ。 やはり薫さんはツボ足だなぁ(^O^) KUROさんと伊能さんからシール登行のコツを教わりだいぶマシになった。 どうもスキーのエッジを常に立てようとしてしまうのがイケナイようだった(^O^)
みるくさんもシールの調子が悪いようで苦労しているようだ。

白山をバックに

このペースだと山頂は無理かもしれないという伊能さんの判断で ぬらりひょんさんと先行させてもらう事にする。
宮川林道に出た所で先行するごましおさんが待っていてくれた。 林道を暫く歩き大きく曲がる所から再び沢を詰める。 取り付きが急で、また転倒をしてしまう(^_^;)
ガスでよく見えないが、植生がブナの原生林になってきた。 ツボ足の跡やリボンを辿りながら沢を詰めていくとP1336の西に出る。 しかしごましおさんは早い!キツイ登りをグングン登って行く。 アッという間にガスの中に消えてしまう。 振り返ると・・・「アギィ」 後のぬらりひょんさんは見あたらない(^_^;)
P1336への急斜面をあえぎながら登っていると雪が降ってきた。 この付近から上部は新雪が積もっている。 帰雲山から派生する尾根に乗っかったが、ガスが濃い!

9時50分 三角点P1472の北付近
急に腹が減ってきた。 「ヤバイ、あと何分か後にシャリバテになる」 ごましおさんに休息を頼み急いで食べ物を口に放り込むが 既に遅し、案の定「ガクン」とシャリバテになった。 なんちゅう燃費の悪さ(^_^;)
この付近になるとブナの大木にダケカンバが混じり出す。
と突然目の前に今まで見たことのない大きなダケカンバの大木が・・・・ 幹は直径2メートル、枝が左右で15メートルはあるだろうか、 樹齢にすれば1000年近いのではないだろうか!

10時30分 帰雲山
白山が綺麗に見えるという話なのだが・・・・真っ白 GPSを信用して猿ヶ馬場山へ向け北東に下る。
牧場のような広い雪原を進み、再び高度を上げていくと ルートから少し外れたピークに乗っかってしまった。(^_^;)
リボンも踏跡も全くなくなり、こまめにGPSと地図で場所を 確認しながら猿ヶ馬場山があるであろう地点に向かって進む。 針葉樹が目立つようになってきた。 グンと登ると広い雪原に飛び出した。もう猿ヶ馬場山山頂なのだろうか!

猿ヶ馬場山山頂での私とごましおさん


11時40分 猿ヶ馬場山山頂\(^o^)/
GPSで山頂を確認。どうやら山頂に着いたみたいだ。 だだっ広い雪原に針葉樹のオブジェをちらばしたような山頂だ。
まずは、ごましおさんが担ぎ上げたビールで乾杯\(^o^)/ うまいぃぃぃ〜〜〜最高(^O^)
山頂で飲んでいると天空にぽっかり空いた雲のすき間に青空が見えた。
しばらくすると伊能さんが乳白色の中から飛び出してきた。 もう誰も山頂まで登ってこないのではないかと思っていたので ごましおさんと大喜びする(^O^) と・・・・薫さんもその後に続き登って来た。 だが、あいにくビールは既に飲み干されていた(^_^;)

さぁ〜滑走だとシールを外して準備をしていると、霧の中から 隣国の独裁者のようなサングラスをかけた人が登ってきた。
あっ「偉大なる将軍様」と思ったらぬらりひょんさんだった(^O^)
全員ガスの中をひたすら孤独に登っていたので、 山頂での再会は昔の懐かしい友人に会うような気持ちだった。

猿ヶ馬場山山頂

13時00分 滑走開始
トレースを見落とさない程度に針葉樹の森を思うがままに滑りはじめる。 雪は2・3日前に積もった後のようで、滑りやすい。 振り返るとシュプールが綺麗に付いている。思わず「うひょぉ〜〜〜〜」 と思わず歓声がでてしまう。(^_^)
将軍様のテレマークターンが決まっている。カッコイイ(^O^)
細い尾根にでると一気にガスが晴れ目の前に白山の雪壁が現れだした。 振り返るとお椀を伏せたような樹氷の猿ヶ馬場山が見えた。 こんな山だったんだ(^O^) 森はブナの原生林になり巨木の間を縫いながらターンを重ねる。 一旦帰雲山へ登り返す頃には天気が回復し青空が広がってきた。 P1528に戻ると柴門さんが待っていてくれた。 長時間不安な時間を過ごされたであろう。申し訳ないm(__)m

標高1000m付近から雪質が急に悪くなってきた。 板に荷重をかけても曲がらない・・・・ノーコン状態 ダメだ全く滑れない。
テレマークの将軍様は特に悲惨だった(^O^) 唯一ごましおさんだけが旨く滑っていた。
悪戦苦闘しながら滑り降りていくと、 これまたKUROさんとみるくさんが悪戦苦闘していた(^_^)
何故か全員揃った所で乾杯(^O^)ギャハハハハハハ

16時00分 駐車地点
林道の緩い傾斜になると多少滑りやすくなり、 ようやく駐車地点に到着した。 長かった行程が終わった。

今回参加したメンバー

● ● ● ● ●  あめのうお (QZG04455) ● ● ● ● ●

 



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