妙高バックカントリースキーラリー(前山) 報告:Kayo

 「レースといってもすごいものではなくて、初心者でも気軽に出れるから。すごく楽しめるし、kayoさんでも出れますよ!」というあいかわさんの言葉を聞いて、興味を持った「妙高バックカントリースキーラリー」

 来年の下見のつもりで同行させていただくつもりで同行者に名前を連ねていたところ、出発2日前の晩に、メンバーのキャンセルで急遽出場要請が!しかもチームは昨年初出場でいきなり2位の「とれとらあ」。ど〜しよ〜!(>_<)…と言ってる間にメンバーになってしまい、不安な気持ちのまま、一路妙高へ向かう…

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【日 付】2004年4月4日(日)
【地 域】頸城 妙高
【山 名】前山(1932m)
【行 程】赤倉観光ホテルスキー場
     =妙高高原ゴンドラ=前山第3林間コース(START)
     〜前山(CP1)〜滝沢尾根(CP2)〜渡渉点(CP3)
     〜赤倉観光ホテルスキー場(GOAL)
【メンバー】 あいかわさん、kayo(沢雪山歩)、 k1roさん(あいかわさん友人)
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 前日、三田原山で足慣らし(?)をし、宿での夕食後、ルート発表とガイダンスを兼ねた”ウェルカムパーティ”に参加。「消防団の宴会みたいだよ」って聞いていたけど、場所はまさしく公民館の座敷に長机(^^;;;
 スタッフは地元の方ばかりのようでとってもアットホーム♪な雰囲気。あいかわさんたちのアドベンチャーレース友達も千葉から参加されている。う〜んなかなか強そうだぁ…

 受付をすませ配布された地図をひらける(ドキドキ)…と、今年のルートはなんと「前山〜滝沢尾根」! 2月の囲炉裏のツアーで初めて山スキーをしたのと同じコースだった。なんてらっきぃ〜o(^-^)o
…と思っていたのもつかの間。この時期はゴンドラの上の前山第3リフトが動いておらず、リフト1本分を余計に歩かないといけない。しかも前山山頂のCP1へはSTART地点から2時間10分以内に着かないと失格で、先には進めない!!!

 リフトトップからでも2時間かかった私にとっては、かなり厳しいコースタイム。たどりつく自信は「全く」なし(;_;) 強豪とみなされている「とれとらあ」が私のせいで失格になっちゃうかも…と思うと、どんどん元気がなくなってきた。各チームの自己紹介を聞いていると、常連・強豪揃いでますます不安がつのる…(-_-;)
 チームの挨拶で、あいかわさんが「今年はメンバーが違うので特別賞を狙います!」って言ってるのに、謙遜だと思われているみたい。どうも私も超人仲間だと勘違いされている。え〜ん…

 =当日=

 9:30赤倉ゴントラTOPから少し登った前山第3林間コースで集合。
 参加者はテレマークが多い。(さすが妙高)各チームごとに装備チェックを受ける。
 ビーコンは3人とも持てば+1点。買っておいてよかった(^。^;)

 10:00 START!

 なぜか「とれとらあ」は先頭を切ってしまった^^;というのも、それはスタート地点付近にカメラが待機していたから(?)かもしれない(^^;
 k1roさんもあいかわさんもペース速い!私もペースが掴めずついていってしまう…がすぐに失速(-_-;)

 このゲレンデは中級斜面なのに、登ると結構急に感じる。k1roさんがペースメーカーで先頭、後ろからあいかわさんに煽られ(?)ながら登る。「ペース大丈夫?」と前後から何度も気遣ってもらうけれど、返事をする余裕もなくひたすらトレースに沿って.登るだけ…なのにこの間に昨年優勝の「パーマーク」と白馬のショップ「ラッピィ」にらくらくと抜かされてしまった。「ラッピィ」はメンバーの1人のシールに問題があったようで、ツアーガイドをしているメンバーがその人の板を担いでそれでもさくさく登っていく。う〜ん、かないません(>_<)

 10:25 リフトTOP着。
 あれっ!?意外と早く着いた。あと1時間半ならなんとかなるかもっ!

 =いよいよ前山=

 ここが前回登った時の出発点。これからが本格的な登りになる。そこで「秘密兵器」登場!
 黒いゴムバンドであいかわさんに引っ張り上げてもらう。そう、ゲレンデで子供が引っ張られているようなあの紐です。ちょっと恥ずかしいけど、アドベンチャーレースではよくあることらしく(海外の大会でも使用されていたのをHPで見た)あまり気にならない。というか、そんなことを言ってられない。スタートがよかったせいか、この時なぜか3位。このまま行けば入賞は狙えるかも!

 牽引されてつつも、ゴム紐なのでちょっと私がバテるとテンションが高くなる。そこでペースを調整してもらう。サポートがあるとやっぱりラク!また、気持ち的にも楽になれる。これならこのペースでもバテなさそう(たぶん)。
しばらく行くとキックターンの多い斜面なので、一旦外して自力で登る。k1ro さんはシールの具合があまりよくないらしく何度か滑ったりしていたけれど、前回より雪が締まっているせいか歩きやすい。ずり落ちることも少なくなったような気がする。猿ヶ馬場の長丁場ででシール登行に少しは慣れたからかも?

 尾根にたどり着く直前に後ろを振り返ると、後続チームがぐんぐん追い上げてきて、差が縮まっていた。やばいっ! そこであいかわさんには悪いけど「秘密兵器」出動要請!

 前山山頂(CP1) 11:19
 え?もう前山?わ〜い!なんとか時間内に着いた!嬉しい。しかも3位をKEEP(^^)v

 山頂にはなぜか居酒屋の暖簾(・_・?) ホットレモンの振る舞いを頂き、シールを剥がして出発だ〜! 下りでは絶対抜かさせないぞ!

 スタッフから、上部のヤセ尾根には穴ぼこがいっぱい開いているので注意するようにとのこと。確かに、滑っている間にいきなり足元に穴が開いてびっくり!たくさんの人が通る前に通過できてよかったぁ〜と心の中で胸をなでおろす。前日に雪が降ったおかげで、この時期にしてはいいコンディション。k1roさんはウハウハで叫びながらどんどん滑っていく。待って〜!
私も安心してきたせいか元気になってきた。ヤセ尾根からのちょっと急な斜面も2月ほど深雪ではなく、雪の上で板を回せるので、ラクちん♪ が、相変わらずびびって滑るので、k1roさんから「もっと板をフォールラインに落とす!」と指摘されてしまった(^^;
 あいかわさんだけテレマークなのでスピードのハンデは大きいけれど、だいたい私と同じペースで滑っている。さすが!
大きな木がそびえる林の中。ちょっとガスってきて見通しが悪くなってきたけど、k1roさんはゲレンデ並みの速度で(!)林間を滑っていく。速い速い!あいかわさんも私も、見失わないように必死でついていく。

=CP2=

 CP2はビール缶探し。雪の中に埋まった135mlの缶ビールを探し、一人1本持って帰る。
 ひらけた斜面の南側にあるらしい。囲炉裏で行った時よりだいぶ南側へよる。こっちのほうが木がまばらで滑りやすいのは南側だからかな?
 k1roさんとあいかわさんで地図とGPSを見比べながら降り過ぎないようひらけた斜面を探して下さる。私はついてゆくだけ(^^;

 何か音が聞こえるので左手を見るとちょっと明るくなっている。
 あそこだ〜!と思って行くとCPは思ったより上にあった。トレースがあるからと安心していたらとんだ落とし穴だった。先行のチームの一人が降りすぎたらしい(-_-;)

 ビール缶をスコップで掘り返すがなかなか見つからない。するとスタッフの方が「このへんがまだ手付かずですよ〜」とヒントをくれた。やさしい♪ みんなでやっと3本見つける。ここで飲んだら美味しいだろうなぁ…と思いつつ、がまんがまん。ゴールまでもう少し。さぁ次は渡渉点だ!

 囲炉裏ツアーで(アウターさん以外の)みんなが壁を上りきれずこけたあの場所に再びたどり着く。今回はあの「壁」がなかったので登り返しもなく、少しトラバースして11:57にCP3到着!
 前は同じ尾根を2時間近くかけて滑ったのに、今回はあっけないほど早く着いてしまいました。

 沢を渡った斜面をトラバース気味に登る。
 確か前回このあたりであいかわさんに道を譲って、その後のゲレンデでぶっちぎってしまったような記憶が…(^^; 2月より雪が締まっていて板を滑らせやすく歩き易いが、ゲレンデでのスピード差を考慮してあいかわさんに先に行ってもらう。(でもこの作戦は失敗だった)

 やっとゲレンデへ出ると、かなりのFOGで視界不良。(=_=)
 k1roさんを見失わないように滑るが、あいかわさんは見当たらない。やばっ!
 「だからチームはバラバラになっちゃだめなんだよ〜!」と叱られてしまう。すみません…m(__)m
 しばらく行くとあいかわさんが見えた。これで合流。よかったぁ〜。

 が、しかし、ゲレンデは湿雪でどんどん失速してしまい、しかも捜索モードで滑っていたためにかなりスケーティングを駆使することになった。ここはクローチングで直滑降のはずだったのに、う〜ん、計算違い(>_<) 私が一番遅れてしまう。でも3人揃ってゴールしよう!と言って下さるのが嬉しい。

 =完走!=

 12:09 GOAL!やった〜!
 しかも先着は2チームしかない。予想外の好成績にびっくり!
 いきなり止まったためか、まるで長距離を走ったあとのようにゴホゴホと咳がとまらない。でも、「最初はみんなそうなるよ〜」と聞いてちょっと安心する。そうなんだぁ。。。

 表彰式まで2時間あったので、とりあえず、記念撮影をすませ、カレーとナンと焼きリンゴでゆっくり昼食をとることができた。

=表彰式=
 失格もなく、全10チームが無事ゴールできていた。1〜3位と特別賞が発表される。
 2位の「パーマーク」とは約10分差。ハンデ(ここは女性がいないので-1ポイント=5分)を考えると15分の差でした。「とれとらあ」が予定通りのメンバーで出ていたら、余裕で1〜2位にはつけたと思うと、やはり残念。
 入賞の賞品と参加賞を頂く。参加賞は、CP2で見つけたビールの缶に書いてある番号の順番だけど、数字の大きさと商品の内容(アタリ度)が比例していないのが面白い。こういう遊び心っていいなぁ…本当に楽しいレースでした。

 =後日談=
 ゴール後からずっと咳がとまらなくて、翌日も悩まされて続けていました。
 あと、なぜか二の腕が痛く、消しゴムをかけるのが辛かった(>_<)

 今回はたまたま知ってるコースだったから、安心してハイペースに着いていけたけど、もし知らないコースだったらもっともっと大変だったはず。来年はレースに備え妙高山周辺を荒らしまくって(!?)、完走&特別賞を狙ってみたいです。
 今からメンバー募集中!(^^) 来年は是非囲炉裏で出場しましょう! >ALL



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