山スキー?藪スキー?(野坂岳) 報告:しん

 山スキー第2段は福井・敦賀市の野坂岳。
 地図で見ると914m、神戸コージツの東野さんもよくは知らない山のようだった。
 こないだの武奈ヶ岳の時より荷物を軽量化し装備にクトーを追加し、体調は、、、ちょっと風邪っぽいがまあなんとかなるだろう。

山頂の記念写真

----------------------------------------------------------------
日程  :2月1日(日)
行き先 :野坂岳(福井)
メンバー:伊能、パルプ、HiO、BAKU、りかあ、ごましお、たこやき、多聞、PO(ちゃん)、しん(10名)
----------------------------------------------------------------
 
 当日は快晴!日焼けしそうだ。登山口の駐車場は新雪がそのままバリついてて2駆のりかあ号はスタックの連続。お疲れさまでした。8:10いざ出発、頂上まで2時間30分と標識があるがむろんこれは無雪期のこと。スキー履きだとどうなることやら。
 
 登り口は雪が少なく露出した石をよけつつ歩を進める。それでも徐々に雪質が変わってくるのがよくわかる。ここは関百・近百の山だそうだが冬でも訪れる人が多いのだろうか、踏み跡で明確に登山道が出来ており道をロストする恐れはない。次第に各自のペースで縦長に間隔が開いていく。
 
 僕の前には伊能さんとごましおさん。この二人ペースの早いこと。一般のハイカーと殆ど変わらないあの歩調はなんなんだぁ?まあ道に迷うことはなかろうから気は焦らずマイペースで。僕にとっては今日もシール登行の実地訓練なのである。今のところまずます順調かな。
 暑い。夏でもかかないほど玉の汗がボタボタ落ちる。ごましおさんが立ち止まって服を脱いでいるので先に行かせてもらう。僕はこれ以上脱ぐものがない。こんなにも暑いと予測せず汗拭きタオルを忘れたのは不覚だった。足を止めると敦賀湾がきれいに見渡せる眺望に心が和む。

登山道をシールつけて(^ ^ゞ ポリポリ

 急に道が斜度を増しシールが空滑りする。進めなーい(^^;;;登山靴の跡で雪面がボコボコだからかな。先頭の伊能さんはもはや姿も見えない。どうやって登っていったのだろう?
道を透かして見る。と微かに見えるエッジの痕跡。同じようにたどるとおお進める!ありがたやありがたや、神様仏様伊能様の心境で窮地を脱しまた前進開始。なるほど、板が雪に接する面が広いようルートを取ると急斜面でもシールはかなりしっかり効くのだ。ふむふむ。

 9:10。「山頂まで2km」の標識前で休憩している伊能さんに追いつく。水を飲みしばし休憩あーやれやれ。ここでいったん勢揃いして9:30またスタート。
 つづら折りの道から見晴らせる敦賀湾に北陸の山あいが映える。空気が澄んでいるのだろう、とても美しい景色♪晴れた空。したたる汗。夏でも冬でも共通する山での快感だ。
 時にウサギの足跡が乱舞する雪面をふみ快調な前進。やがて2連のピークを連ねた山頂が見えてきた。少し余裕ができ、たまに道を外れて新雪帯に踏みこんでみる。何か神域に入るようなわくわくとした心持ちがする。

 「しんさん、ここで1本滑りましょうか」雪の深いやや急な斜面をようよう登り切ったところで伊能さんがいたずらっぽく微笑んだ。内心「せっかく登ったのに」と思いつつ、だが他のみんなはまだ来ない、さっきのパフパフ雪の感触は記憶に新しい。滑れるときに滑ったほうが得策というものだ。結局誘惑が勝った。

慌ただしくシールを外し空身になって伊能さんを追う。気持ちい−♪わずか数十mの木立を縫っての滑降だがえも言われぬ開放感の一時。そこからはスキーを担いでえっさえっさ。

 やがて山頂に到着11:00。

山頂からの展望

 
山頂では既に雪のテーブル設営が。360度展望をぐるりと満喫ののちありがたく席に着く。みんなのザックからブツが出る出る。ビールにウィスキー、ブランデーに牛タンスモーク、、、前回の武奈ヶ岳より質量ともにあからさまなグレードアップだ(^^;; 風もないし手袋なしでも寒くない。清々しい空気の中で楽しい小宴会が1時間ほども続いた。

宴会中


さていよいよ滑走、、、といいたいところだがあいにく斜面はヤブヤブだ。

ここは、まだ滑れる 転倒続出


「あと1m雪があれば」パルプさんが嘆いている。気分はスキーというよりもスキーを履いての障害物レースといった趣き。進行方向に体一つ分の隙間を見いだし突っ込む、曲がる、止まる。時には止まれずにヤブに突っ込む。イタイイタイイタイ。。。。たまにうまくいったらラッキーってなもんである。これはこれでスリルがあって楽しい。緊張感の連続だ。

 藪の貴公子りかあさんや伊能さん達がみるみる先行する。「人に行けて自分にいけないワケがない」と源義経ばりの屁理屈をつけ後を追うがムリなもんはムリなのである。まさか登りに通った細いつづら折りの道をそのまま滑って降りるとわ!?ズリズリ斜めに降りてると後ろからツボ足のメンバーに追いつかれ。。。意味ないやん(--;)ほどほどなところで僕も板を外しあとは担いで降りる。後ほど聞くとりかあさんは雪の切れたとこまで滑って降りたそうな。うーんスゴイ(^_^;;;


 結局スキーにこだわったせいでみんなに大きく遅れる。パルプさんに前を歩いて頂き駐車場にとうちゃーく14:20頃か。登りも下りも大汗かきっ放し、最後まで快晴でよかったよねーの山スキー体験第2弾でした。

 



ウィンドウを閉じる