部子山、滑って落ちて滑って〜敗退記 報告:みるく

 一気に気温が上がって好天続きの三月春は近い.
 今回は林道を使えば楽勝で初心者でも行けるコースと聞いて“これなら行けそう”と思ったけど、何が起こるかわらかない。そう上手くはいかなった。
---------------------------------------------------------------
【山  名】 部子山(1464.4m)
【山  域】 越前
【日  時】 H16.3.14(日)土晩発日帰り 超快晴
【メ ン バ】 りかあ、アウタースキー、みるく(以上沢雪山歩) 佐野さん(囲炉裏)
【地  図】 1/25,000「宝慶寺」
【行  程】 能楽の里牧場への林道→彼之又川→部子山南西尾根ピストン
      (休憩多数で時間経過はアバウトです。)
----------------------------------------------------------------
  前夜、水海川沿いの林道は随分と整備がされていてどんどん車で上がって行けてしまった。当初予定していた地点よりも高い所で「能楽の里牧場」続く林道の分岐には立派な看板(林道12キロで牧場)があり、そこでテン泊した。
 数組の山スキーヤーが朝には周辺に車を停めていた。

☆ルート探し
 朝は明るく寒くはなかった。7時過ぎ林道から登り始める。
 さて、ここは何処でしょう?地形図見てもわからない。先を行く佐野さんが時折立ち止まって位置を確認していく。
 川沿いの林道を登っていくと先に登ったパーティが立ち止まっていた。谷沿いの林道には雪が多く残っていて危険な状態で皆ルートを探している。手前の急な藪を登っていった二人組(結局ピークは踏めなかったらしい)もいた。

 林道を一端引き返し登れる所を探す。当初考えていた所よりも随分東に来ているのでとにかく尾根へ上がろうということになり、登り出す。佐野さんとりかあさんは早い〜。斜面の角度全然関係ないみたいに登っていく。やや遅れてアウターさんが登っていく。初めはよかったが途中からやっぱり急斜面、厳しい〜(x。x)゜゜先頭二人組は見上げてももう見えない。先月の銀杏峯よりも急に思った。

☆滑落
 ザラメ雪はストックも刺さりにくい。春の雪ってこんな感じなのか?殆ど経験ない私には未知の世界。シール跡を辿ってキックターン、、、と思ったら滑って落ちた。全然止まらず一気に〜。木に激突しても下まで落ちても骨折モノだと思ったが止まれない。20m位らしいが、木の穴に落ちて止まった。怖い〜。
 この時滑り止めで右ふくらはぎを痛めてしまい、板を担いでツボ足で登ろうと数歩登ったがとても無理だった。既にほぼ斜面を登り終えていたりかあさんと佐野さんにはとても追いつけなかった。結局「無理なので下ります」と言って下り始めた。
 
 ちょっとすると上から佐野さんが板を手に持って斜面を駆け下りてきた。嘘みたいに簡単に下りていく〜(^^;)「こうゆう雪は踵で下りたら大丈夫(^^)」らしいが、真似出来ない。りかあさんはその後板なしスキー状態で滑ってきて「おおさすが!」と思ったら転けてた。

☆美味しい別ルート 
 9時半位?もうここでリタイアしようと思っていたが打ち身位で歩くことは出来るので、林道をもう少し巣原峠近くまで行って他の尾根を途中まで登ることにした。でも、山頂はもう難しい。


 先に別のスキーヤーが付けていったシール跡と赤テープのある尾根を見つけ、そこを上がる。緩やかで綺麗な雪原が広がる尾根を上がる(^^)。滑るの楽しそう。快晴でかなり暑い。アウターさんは夜勤疲れか?ゆっくり上がる。
 
 11時前、樹林帯まで来たとき、りかあさん“シャリバテ”宣言で休憩。振り向くと向かいの尾根がいい感じ〜、展望もいい。りかあさん持参のハムを落とすとハムはするすると斜面を滑っていく。結構下まで行ってしまって諦めていると佐野さんがツボ足で下りて取って上がってくる。軽やか〜。なんで普通に歩けるのだろう??
 再び樹林帯を登る。後ろから登山靴ツボ足おじさんが一人カメラ持参上がってきた。シールの跡に導かれてこの尾根へ来たそうな。「上はいいですよ〜」と言っていた。このおじさん登るのかなり早くてすぐに消えていった。
 
 踏み込むと右足はかなり痛い。が、自業自得(>_<)我慢して頑張って登る。とにかく落ちないように慎重に登る。急斜面最後はアウターさんが「板外して登った方がいい」と言っていた通り壁でツボ足の跡が付いていた。ツボ足はかなり辛いがもう数m越えればあとは楽な筈、気力だけでよじ登って越える、まるで沢みたい。。(^^;)山skiなんでもあり?かな。その先は台地状の雪原が眩しく広がっていた。りかあさんのテープを辿るとテーブルを囲む人影が見えてきた。

☆終了点 
 12時45分位「1100m地点今日はここまで」と迎えられ乾杯する。持参した発泡酒は味が薄くて失敗。山頂ケーキは潰れていた。見上げると部子山頂へ続く尾根、静かな雪山は青空と一緒に笑っていた。あと300m山頂は遠い。地形図でどの辺りか教えて貰う。読図はまだまだよくわからない…。


 記念写真後は楽しい楽しい滑走の時間となった。写真を撮って楽しませて貰った。up出来ないけど会心の一枚が撮れた!降りるのは早い早い。すごく美味しい下手でも楽しめる緩斜面\(^O^)/この時だけ痛みも忘れた。相変わらず林間は怖くて斜滑降…。他の人は華麗に滑っていった。


 途中野うさぎ発見、山では初めて見た。四本足は速くノンストップで急斜面を駆け上がっていった。ちょっと羨ましい。
 楽しい時間はすぐ過ぎてしまい林道に戻ってきてしまった。なんか残念。

☆おまけ
 で、おまけは林道からももう一回転落(>_<)谷側の雪踏み抜け。左足にしか体重乗せてない私は簡単に落ちた。この時も佐野さんがさっと現れて板だけ持つとさっと登って行った。かっこいい〜。しかし、どうやって歩いているのだろう。(?_?)「よう落ちるなぁ」情けなくて沈黙。疲れました〜。
 15時10分車まで戻ってきた。一日で雪はかなり減っていた。
 
 帰りは次回の取り付き場所を入念にチェックしているりかあさんと佐野さん、取り付き場所は確認できた様子。次は山頂を踏んで下さいませm(_ _)m
 
☆補足
 結局、その後はまともに歩けず、ふくらはぎの筋繊維切れていて(全治一ヶ月…)禁酒(T_T)不自由してます。。。
 滑落だけはしてはいけません。深く反省。



ウィンドウを閉じる