川迫川・白子谷 報告:BAKU

今年4月2日に単独沢デビューの際、残雪のために敗退した川迫川・白子谷をどうしてもリベンジしたかったので先日行ってきました。

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【日 付】 2000年8月16日
【山 域】 大峰・川迫川・白子谷
【地 図】 1/25000 弥山
【天 候】 晴、たまに薄曇り
【メ ン バー】 BAKU 単独
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当日の朝まで行こうか行くまいかっと迷っていたが奈良県南部の天気予報を聞くと晴れではないか。
よっしゃー、そんなら用意しようっと起き上がり取りあえず沢道具だけは忘れちゃ駄目だと念入りに点検して6時過ぎに大阪市平野区の自宅を出発。
もう少し早く出たかったがその前日まで葛川で遊んでいたので荷物の整理に時間掛かってしまった(^^ゞ

思った程、車は多くなく8時前には大川口に到着。でも少しでも早く水遊びしたいので小沢谷の橋の所まで車を移動させて急いで用意した。

8時20分 入渓。
数ヶ月前にも歩いているので全く不安無く快調に飛ばす。全くて言ってもいいほど危険な所はなく前回雪の為に泣く泣く敗退した1100m地点まで50分で行ってしまった。
ここで15分程休憩して朝食を取る。
でも「この先から尾根に出るまでのルート取りを注意せよっ」、そして「クマが出るかも知れないんで注意するように」って小山伏さんに言われているし、以前佐野さんには「鉄山付近はガスが出たら視界がないので気を付けるように」ってアドバイスして貰っているので少し慎重になる。

クマと遭遇したら大変怖いので笛を吹きまくって歩いたのは言うまでも有りません。

ガイドのコピーを片手にどんどんとコンタを稼ぎ9時50分に尾根に乗る。
この尾根には木々に水色や赤のテープが巻いてあり踏み後が一杯(O_O)
でも高度計を見ると1350m。何か最初にイメージしていたのと感じが違う。
ガイドでは直ぐに弥山から派生している尾根に出る様だがそうでもないみたい。
この尾根を様子見に少し下ってみる。5分もしないうちに植林が伐採されてはげ山だ。この先テープも見あたらず踏み後も無くなってる〜(^^ゞ
今度は先程の地点まで登り返しず〜っと続いている登りをゆっくりゆっくりと登り始めた。この登りはとっても急でなかなか前に進まない(;.;)
息が続かないので何度も立ち止まり30分は掛かっただろうか突然明るく開けた
とっても広い台地に到着した。
あれ〜?? ここはごこだろう?? 高度計を見ると1550mを示している。
地形図を引っ張り出し周りの山々と照らし合わせる。

うん??あれれ〜?
ここと同高度である鉄山が北東の方向に見えるじゃないかあ。
でも今自分が居る場所からは鉄山へのルートが見えない。おかしいな〜(^^ゞ
でもあれは絶対に鉄山だ!!
その遙か向こうに行者還岳がそびえているし真っ正面にはバリゴヤの頭、その奥には稲村ヶ岳、大日山がハッキリと見えている。でも何処にもテープ鉄山に導くテープが見あたらない。
でも今登ってきた尾根はまだまだ上まで続いており登りの方向にはテープが「こちらよ」って導く感じで付いている。
まあ、時間もまだまだ有るので偵察がてらに少し登って見ようかと思い行動開始をした。この先は下ることなくどんどんと登っておりこのまま行けば弥山に着くのでは無いかと思っていると急にルートが右に回り込んでいるので進んでいくと鉄山ルンゼ等が一望に見渡せる弥山の北斜面と稜線が目に入ってきた。(O_O)

やはりこの尾根は思っていた通り弥山から鉄山に派生している尾根だったのか。

すると鉄山に行くのにはどうやってと思いつつ先程の広い台地に戻ってきたら下ってくるルートからは、な、何と赤テープが北東方向の木々に付けて有るではないか。でも幾ら探しても登りルートからは見えない。
と言うことは下りのルートからは真っ直ぐ下る尾根と鉄山に向かう北東尾根と二つあるのか?
これじゃ、ガスが出て周りの視界が限られたら本当に迷ってしまうかも知れないな。

ここからは鉄山迄は難なく2つほどの起伏を越えて12時に山頂にたどり着いた。

ここからはもう迷うところは無く北東に下っている尾根を快適に下り12時45分に大川口に到着して本日の予定を無事に終了した。

反省点は余りにもガイドを頼りすぎて谷の終了点から駆け上がった尾根を弥山から鉄山に延びている尾根だと勘違いして1時間以上もあちこち徘徊して事である。
もう少し冷静に熟読していたらこんなミスはしなかっただろうと思う。
さすがこの山域はマイナーらしく行動中は誰一人会わなかったしガスっていたら地形図とコンパスだけが頼りなので注意深く行動しなきゃならないだろうと思う。

最後にこの谷の感想は?・・・つまらなかった。もう少し苦労があっても良いかなって思ってます。



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