下多古川下部ゴルジュ 報告:キンゴ

 うわぁ〜! 早よ行かなあかん〜!車の時計はPM11:15。 うぅ〜、焦るぅ〜。
 王寺までは、もう少し時間がかかる。 とにかく急がんと。
 ポリスの「ロクサーヌ」が、アクセルを踏む足に拍車をかける。
 ・・・・・・・ふぅ〜、やっと着いたぁ。 
 オーダーストップはPM11:50らしい。星華の「鶏肉味噌炒め」はウマイ! んん〜、満足 )^o^(

 さて、お腹も膨れた事やし、「小山伏さぁ〜〜ん!」
 ん? 最近甘やかされてるかな?????(^_-)

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[日  時]2002年3月17日
[天  気]晴れ
[メンバー]キンゴ、小山伏
[地  図]洞川
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 キンゴ号を、下多古川沿いの昔の(今は延伸工事をしている)林道終点に停めて、テントを張ってミニ宴会の後、就寝。今宵も満天の星空や。

 朝7:30に目が覚める。河原まで降りて顔を洗って戻ると小山伏さんも起きていた。お湯を沸かして水筒に入れて、朝ゴハンを済ませてコーヒータイムを満喫した後、沢仕度をして出発! 8:55

 林道を20分程下ると取水口に辿り着く。 (475m) 9:17
 釣りヤか沢ヤかよくわからない人が先行していたので、挨拶をして追い抜く。
 堰堤を右から越えて進むとすぐに3段10m。思ったより沢中は開けている。
 快適に進み、大岩ゴロゴロ地帯を越えて小さな堰堤を越えると早速ゴルジュ!
 9:27 ゴルジュの中6mが行く手を塞ぐ。 直登は無理!
 戻って右から巻こうかなぁって考えていると、小山伏さんは左の壁を登り出す。 どう見ても嫌らしくて無理。いつもの癖が出たなぁ。ホットコ(^^ゞ

 戻って右から巻いて行くと、対壁に小山伏さんが見える。危ない所におるなぁ。「おぉ〜い! その上は無理やでぇ〜!」 声をかけると、小山伏さんは下りてきた。あぁ、怖ぁ〜。
 ここの巻き道はしっかりと踏み後がついているが、途中二つに分かれるので、下の踏み後を選ぶと、グラグラの細い木にトラロープがかかっているところで終わる。とても体重を預ける気になれず、もう1段登って進むと、嫌らしい3m位をトラバース出来れば下に降りれそうな所に出るが、進む気になれない。
 仕方がないので、戻って上に向かう踏み跡を辿ると林道直下に出たので、これはいかんとまた下に戻る。ここの遡行を楽しむなら林道に出ればアウトやね。
 結局、トラロープがかかっている1段上から懸垂下降となるが、下の状態がよく見えない。まぁ、何とかなるやろ。私の8mm30mを使って懸垂です。
 途中から空中懸垂になるのを楽しみながら沢床に降り立つ。 10:30

 ゴルジュの中で沢は右に左に折れて、我々は岩の箱の中を進む。
 斜3m、斜L3mを越えて、次の5mは右を小さく巻いて進むと20mの大滝が現れて、ここで小山伏さんがカラビナ1つを釜に落とす。
 「金のビナと銀のビナ、私が落としたのは普通のビナですぅ〜」小山伏さんはブツブツ言ってる。
 大滝は、右から落ちてきて途中、段打つ所で正面に向きを変える。
 左岸の岩盤が威圧的でなかなか迫力がある。ここは左から簡単に巻ける。10:55

 堰堤を越えて、6mの滝がかかる枝谷を左に見送り、次のCS4mを越えていくと、沢はさらに明るくなってポカポカとした日溜りの中、横の大岩を気持ち良く登って行く。斜L3mを過ぎると沢は右に曲がり3段斜L8m。落ち口あたりで、全身びしょ濡れになれば登れるかもしれないけど、却下。右から大きな岩と岩のすき間を這い上がるようにして上部に出る。
 次の8mは右の壁が登れそうかな?上部の嫌らしそうな所にはトラロープが垂れ下がっている。しかし小山伏さんは左の壁をへつって水際を登って行く。
 うぅ〜ん、そっちの方が面白そうやなぁ、私も後に続く。

 綺麗な釜を過ぎると斜L7m。岩盤の上を、2筋の流れがひとつに合わさって流れる様は、なかなかイイ感じ。
 この先はまたゴルジュとなり、狭い壁の中を3m、箱状の釜の奥に2条4m。

11:50
 両壁が立つ中、谷が左に曲がるところに7m。右にはトラロープが下がっており、中ほどにはハーケンが打たれている。あるものは遠慮無く使わせて貰う。
 この先は廊下となり、右をへつり最後は突っ張って抜ける。
 おだやかな河原を進むと右に小屋があり車のデポ地が見える。日当たりの良いところを選んでランチタイム。ポカポカしてて本当に気持ちが良い。
12:05

 林道が沢をまたいでいるところを潜って進む。12:40
 2m、ナメ床、斜7m、釜、小滝、釜、岩盤の上を斜L5m。この辺りは毎年来ているので、新鮮味には欠けるが中々綺麗な所ではある。
 谷は右に折れてインゼルを過ぎ、小滝をやり過ごすと斜L10mだが、左の壁が崩壊していて滝が半分埋まり趣に欠ける。一昨年まではイイ所やったのに。
 次の10m直爆は右を巻き、釜、斜6mを過ぎると上に吊橋がかかる。
 ここからすぐに琵琶滝、やっぱり迫力があるなぁ。13:40
 あとは登山道を戻るだけ。

 取水口から林道終点までは、短すぎるものの中々楽しませてくれる。)^o^(
 すぐ上に林道があるのが気に入らないけど、遡行中はたいして気にもならなかったなぁ。日帰りなら、下多古は取水口から中ノ滝の上部までを遡行するのがお薦めかな。(^_-)
 


      


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