快適日帰り沢登り(下多古川・下部ゴルジュ) 報告:BAKU

 南紀・立間戸谷遡行が中止となり、急遽日帰りで大峰・下多古川・下部ゴルジュに沢登りに行く事になりました。

----------------------------------------------------------------
【日  程】2003年5月10日(早朝発日帰り)
【山 名】大峰・下多古下部ゴルジュ
【行程】
 5月10日(土)
 下多古川取水堰堤→下部ゴルジュ遡行(林道との出合で遡行終了)
【メンバー】BAKU(沢雪会員)、じゅん(囲炉裏)
----------------------------------------------------------------

 早朝、じゅんちゃんを自宅近くでピックアップし大峰を目指す。今日は土曜なのでいつもよりも車が多く予定よりも時間が掛かり下多古川の簡易浄水場に到着したのは10時前だった。

 天気は薄曇り。午後から崩れるようだ。車を降りると少し肌寒い。用意を済まし柔軟体操をして10時30分に出発ぅ〜(^^)

 簡易浄水場の横をすり抜け河原に下りる。巨石がゴロゴロ転がっているゴーロを適当にルートを拾い全身運動で突き進む。 今日のじゅんちゃんは足取りが軽く調子が良いみたい。私も遅れまいと追いかけている時、岩を乗り越そうと左手を踏ん張った時、左肩に激痛が...... 4月29日、小日裏谷遡行の際にある木にぶら下がり肩をぐねらしてしまってからは調子が悪かった。その後5月の連休に岩井谷遡行で大岩を乗り越すのにまた痛めてしまい状態は余り良いとは言えなかった。しかし日常生活は普通に出来るのでそんなに心配はしていなかったが、沢登りにはそれが通用しなかった(^^ゞ)

 激痛後、不安でバランスが悪くなり危ない!危ない。左手をつくのが怖く超慎重になりスローペース。それに反してじゅんちゃんはしばらく沢に入ってないので気分はハイ気味。すごくご機嫌が良いのか?どんどんと先行する。それにしても沢に行く度に歩きが安定しており上手くなってるな〜。 うかうかしているとその内追い越されて「BAKUさん、早く来て下さいね〜」って言われかねないかとちと心配(¨;)

 11時。例の懸垂下降の場所に到着。何度やっても懸垂はドキドキする。45mザイルを安定した木にセットしじゅんちゃんが先行で下って行く。途中から空中懸垂になるのでちょっとは心配していたが難なくクリアー。今日の第一関門を無事突破。

 後で聞いたのだが懸垂の最中にザイルに髪の毛が挟まりすっごく焦ったとか。どうにもならないので思いっきりその毛を引き抜き下降して行ったそうだが万一の事を考えるとゾッとした。その時のじゅんちゃんの的確な冷静な対応は素晴らしかったと思う。

 ここからしばらくゴルジュが続き適度に快適に登れる小滝が次から次へと現れ楽しめる。今日は体調が悪いのでじゅんちゃんに先行してもらい私は後をとぼとぼとついて行く。そののち、3段15mの滝が現れ下は簡単に登れたがその上が岩が乗っかり今の私では思いっきりが付かない。
 じゅん「あ、ここ登りましょうか?」
 BAKU「ちょっと無理違うん?」
 じゅん「ここなら大丈夫ですよ〜」
  ってなことでするすると登って行ってしまった。あとに残された私はうう〜ん、ようこんな所登ったなぁって一人呟きながら肩の痛みと格闘しながら悪戦苦闘。上から「シュリンゲ出しますよー」 って言われて思わず「うん」ってうなずいてしまいお願いした(^_^;)

 11時40分。左から枝谷が入りそこには6mの滝が掛かっていた。記念写真を撮りしばらく休憩。

 


 ここから先、第2ゴルジュ帯に入るが快適に登れる小滝が連続して現れじゅんちゃんの顔は嬉しさの余り緩みぱなし。これを見ていると今日も誘って上げて良かったなぁと思ってしまう。何せここしばらく沢登りをしていないじゅんちゃんにとっては今日は久しぶりの沢だから。


 11時50分。4mの滝を右から巻上がる所にトラロープが掛かっていた。それを使えば簡単に乗り越せる。12時10分。谷が直角に左に曲がり8mの直瀑。ここが今日の核心部かな?と思ったがじゅんちゃんにとってはそうでも無かった見たい。私が「先行して上からザイルを出そうか?」と言うと「これ位ならトラロープもあるし大丈夫ですよー」って言ってするするとフリーで登って行ってしまった\(◎o◎)/!後で聞いたのだが「全くロープのお世話にならなかったんですよー」だってさ。ここはトラロープもあり残置ハーケンもありで危ないと思ったら危険回避は的確に取れる場所でもある。今日の第二関門を無事突破。


 12時20分。今度は谷は右に折れV字状のトユの様な渓相が少し続く。ここは右岸に渡り暫く微妙な傾斜を上手くへつって最後は両足で突っ張って通過した。ここでこの谷の核心部は終わり楽しく会話を楽しんで遡行していると真上に林道の橋が見てここで遡行終了。(12時35分)

 時間があればこの先の中の滝まで行きたかったんですが今晩からもう1本沢の予定が入っていたので今回はここで終わり。ここから車までとぼとぼと今日の沢の楽しかった事、反省点などお話しながら林道を下って行き途中で美味しい湧き水を飲んだりして約30分ほどで車のデポ地に到着した。この谷は短いながらも懸垂、へつり、つっばり、滝の直登など色んな遊びができるので私のお薦めの一つです。


      


ウィンドウを閉じる