上多古川・上谷 報告:MOGU

  リハビリ山行4発目!
 今回もBAKUさんの御好意でリハビリ山行です。
 上多古の上谷は、ずいぶん以前に溯行したのですが、宴会の翌日に二日酔いで乱入したため、記憶がありません。わざわざ行くほどの大きさがないので、再訪の機会がありませんでしたが、今回は良いチャンスでした。

----------------------------------------------------------------
[日 時]2001年8月26日(日)
[山 域]大峰・吉野川・上多古川・上谷(ごうだに)
[天 候]晴れのち曇り
[メンバー]BAKU、MOGU
----------------------------------------------------------------

 前夜発、迫の川上村役場下の駐車場で仮泊。はじめて使うが伯母峰の手前の沢への足がかりとしては便利なところである。

 上多古の入り口の国道沿いで沢支度をしている数人のパーティーを見て林道に入り、さらに上谷へ入って舗装された林道が上谷を横切る地点まで車ではいる。ここで身支度をして車を降り、右岸沿いに続く山道をたどって最初の鉄橋のたもとから入渓。水量は先日の台風の影響かやや多めである。

 数メートル程度の小滝をいくつか越えて三段の滝(馬ノ背滝か)は水量多く取り付けないので右を容易に巻く。このあたり渓相はなかなか。左手高くより枝谷の松尾谷が20mほどの滝で注ぐ。すぐに山道の鉄橋がかかり興ざめだが、これを過ぎると初級の谷とは思えないほど美麗な谷となる。正面に箱谷が入るところでようやく谷中に陽が差してくるが、ナイスタイミング、シャワーで本流に注ぐ箱谷出合いの滝に虹がかかる。本流にはやや大きな滝が出てこれを巻いて行くと三段の美瀑がある。水量多く、直登は不可と思ったが、写真撮影のために下段を登ると意外に容易で、上も直登してしまう。

 大石の下をくぐると難関の牛呼滝。反時計回りに全長40mを越えるもので両岸ともかぶり気味の壁に守られている。左岸側は問題にならないので右岸の草付きを15mほど登ったところからBAKUさんが逆層気味の真上の木まで先行してザイルをおろす。MOGUはBAKUさんのビレーポイントからさらにツルベで登り、右トラバースから直上して山道に出た。30mほど、最後はザイルの滑りが悪いうえにかぶり気味なので腕力を消耗する。山道には杉の木があり、ビレーポイントになる。

 これで上谷の良いところは終わりだが念のため二俣の小屋跡まで行く。

 あっけない終わり方であるが、二俣で溯行を終了して山道を下山する。入渓時に上多古にいたパーティーが、まだ入渓点の鉄橋のところにいたのでびっくりするがBAKUさんが、「待ち合わせた車が遅れたんでしょう」と言われ納得。そういえば人数が八人ほどに増えている。

 時間が早いので、史跡見物に買い物、入湯、茶店と普段は素通りしている場所を歴訪して帰宅した。

 上谷はしっかりしたリーダーがいれば初心者のトレーニングには絶好の谷と言えよう。里に近く植林が進んでいて幽すいさにかけるのが難点ではあるが、谷筋の良さはなかなかである。ただし牛呼滝の巻きでは途中にテラスがないので大勢の溯行にはかなり時間がかかることを見込んだ方がよい。
 
 


    


ウィンドウを閉じる