白川又谷・塩ノ谷

白川又川の谷に行きたい(特に奥剣又谷)って思って、下山路に使う尾根を二日掛けて歩こうと思 ってたんだけど、雨だったのでやめた(^^ゞ でも、日曜日は晴れらしい。 林道の状況と、フジノトコまでの取り付きを見に行こう、でもそれだけじゃなぁ〜(^^ゞついでに、 簡単な所で・・・ で、朝3時に家を出た。
169号線の、上北山村を過ぎ、白川橋を渡って右折、白川又林道に入る。トンネルを二つくぐり、 塩ノ谷を100m過ぎて、道端に車を停める。 晴れると言っていたのに、この辺りはまだ雲の中。少し寒い。
「小ォ〜糠ァ〜雨振る〜、シ〜ラ〜コォ〜ォマ〜タ〜」と歌いながら、着替えて出合いへ! 出合いの橋の下には、3mに続いて10mの直瀑が大黒構谷の暗いゴルジュの中に落ちている。 あそこから溯行を始めるのならしんどいなァ〜と考えながら入谷。

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 [日  時]1999年9月5日
 [天  気]曇り後晴れ
 [メンバー]小山伏
 [地  図]釈迦ヶ岳
 【報  告】小山伏
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[溯行] 小さい出合いの右手奥に、トユ状12mが落ちている。上は3条になっている。無理したら登れそうだ が、濡れるの寒いので左の岩を巻き登る(^_^;) 上の、5m斜瀑も左を登ると、右手から30mの斜瀑が釜に落ちている。右手の壁が、角度も緩く、ホ ールドもあるので斜状して落ち口へ。 と、その上にも釜を持った20m直瀑が落ちていた。これは登れないので、左手の踏み後を辿る。 巻き登ると、3段15m。1段目と2段目の間を右へ、3段目は右手の岩の重なりを巻き登る。 次の多段5mは階段になっていて、3m、5m斜瀑を越すと、左手が壁になっている5m斜瀑。ゴロゴ ロと音がするので雷かと思ったら、谷が鳴っているのであった。ここは、右を巻くしかないか(^^ゞ 5m斜、3mと濡れる気なら直登出来る滝を越す。サテ ドウシタデショウ?
これを越すと、ブナとヒメシャラに覆われた、広い河原になる。明るくて、気持ちが良い(^_^)v ナメ2条6mの先に、釜を持った8m、これも登れるが、濡れるの嫌なので、右を巻くと、小さなロー カの奥に5m直瀑が落ちている。 左を巻きかけるが、泥付きの壁はよく滑るので、壁をへつり登る。 奥の方に、左から滝がかかっている。 近づけば、釜を持った、チョックストーン2mの奥に斜瀑10mが落ちている。これまた濡れるのが嫌 で、CS2mの右を巻く。10mは巻くより直登が楽そうなので、一旦降りて、左を登ると、二俣になっ ていて、右又には10mが落ちてい た。 (ここまで、1時間20分)

右又に70mの滝があると聞いていたので、左又の3m、5mを登って、大岩の裏を廻って、右又へ移 る。 左又はその奥に、5mをかけていた。 谷は、広く明るい苔生した岩のゴーロになる。 2段5mが見えたら、その奥の壁に、4段70mが望めた。 上から、15m直瀑、右に折れて斜瀑15m、2条に分かれて20m斜、一つに纏まって15m直瀑を ナメに吐き出している。 最上段の右手の壁にも流れが落ちている。 1段目は登れないので、左の岩棚から登り、2段目の左を登り3段目の下をシャ ワーを浴びて右へ移る。3段目の滝中を登り、4段目の下に出る。ザイルでも出してくれたら登れるか もしれないが(^^ゞ左を木の根を掴んで巻き登る。 岩盤に、雰囲気のある5m斜瀑が3本連続して、あとは明るい、岩盤に小滝が滑る河原になる。 これもすぐ終わり、ゴーロになったと思うと、二俣になっていた。 (ここまで、45分)

左又の左岸の踏み跡を辿ると、左に緩くカーブしていた谷が、その先で右に折れている。 その手前の、ブナとヒメシャラの疎林の明るい尾根を東に登る。 トウヒが混ざり出すと、十郎山の北西尾根に乗り、右折して山頂に出た。 (ここまで、35分)
十郎山の東には、杉の植林が登ってきている。

[下山] 北尾根を降りる。 右手の植林も、十郎谷の源頭だけで、右に尾根が入ると、気分の良い自然林の中の尾根下りになる。 右に左に、尾根を分けるが、北から少し西に振った尾根を辿って、最後、真っ直ぐが谷っぽくなる所で 西に折れる。 西の山腹の稜線近くに、大黒構林道が渡っているのが見える。 滝音を聞きながら尾根を下ると、ぴったり降り出しに戻った。 (ここまで、55分)

[後記] 良く人が入っているのか、踏み跡がはっきりしている。 谷の周りは、泥付きの壁で、良く滑るので、直登より巻きの方が怖い。登り2級、巻き3級と言った所 か。 流域も短いし、初心者向きの谷だが、わざわざここまで来て登る事もなかろう(^_^;) そう言えば、小山伏の師匠も「大雨の時くらいしか、入る気がしません」とか言ってたなァ〜

[白川又林道の話] 大黒構谷を渡って、925ピークをくるっと廻った所から、左にきれいな大黒構林道が登っている。 先は、1293ピークと1307ピークの間辺りを横切ってどこまで延びているのだろうか? いずれにしろ、白川又林道は右のオフロード。 次の谷が入っている広場で、道が畑の畝みたいになっているので、車を置いて、歩く。 次の谷が入る広場に、ダイハツのワゴンが一台あった。 その先が、ガレが道に張り出している。 道が、西に曲がった所に、VWのワンボックスが停まっていた。 その先で、壁が崩落して、完全に道を塞いでいる。 (林道終点まで30分)

[フジノトコに降りる道の話] 林道終点から、北に降りて、鞍部で左右に分かれる道を右に降りる。 本流の屈折点へ降りるルンゼに入る。 が、途中からバラスを敷いたような急降下になる。 落石無しに下る事は不可能だ。 下りきった所も壁で、下流に少し辿って、壁の弱い所をクライムダウンして、広い河原に降りた。(下 り45分)
帰りは、本流の一つ下のルンゼを登る。 岩が安定していて、階段状に快適に登って行ける。 最後50m程の所で、15mの壁登りと、その上のガラ場があるが、いずれにしろ最後は右尾根に逃げ なければ林道に出れないので、手前で巻けば、安全に登れる。 と、言う事は、下れると言う事で、今度行く時は、このルンゼを使おう。 (登り40分)

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