立間戸谷〜子ノ泊山 報告:たこやき

 
 はじめまして。。初の報告です。あまりにも綺麗なとこだったもんで....

----------------------------------------------------------------
【日  時】2000年11月11日〜12日
 【天  気】晴れ時々曇り
 【メンバー】BAKU、 キンゴ、ミ〜ヨン、たこやき
 【地  図】大里
----------------------------------------------------------------
 ★11日★

 けっこう遠いので早朝発になり、最終ピックアップ地点のたこやき邸を、7時半に出発!って全然早朝やないんやけど....
 
 いまいちの天気予報だったが、とりあえず雨は降ってない!
 このまま降るなよ〜〜〜と思いつつ、谷瀬の吊橋までくる。
 空模様はいまにも降りそうで、橋の上はすごい風邪が吹いていてめちゃくちゃ寒い!水には浸かりたくないなあ....

 しかし本宮までくると、とっても暖かく、天気も良くなってきた!
 よっしゃあ!ええ感じやで〜〜〜!

 1時過ぎに、子ノ泊山の登山口に着いた。
 荷物を分担して出発。
 登山道も心地いい道だが、はっきり言ってめっちゃしんどい!
 20分ほど歩くと、源助滝のところに着いた。
 立ててある標識を見ると斜面の向こうにすごい滝が見える。
 展望しに行ける道があるものと思い、滝見物に......
 しかし、道らしい道はない!なくても、何故か行ってしまう私達....
 「道がないで〜〜〜」と言いながら、強引に滝のそばまでやってきた!

 それはすごい一枚岩の滝だった!
 まるで、堰堤のようなまっすぐの一枚岩!この谷は初めてのミ〜ヨンさんと二人「すごい〜〜〜」を連発する。
 キンゴさんが、「この後はもっとすごいで〜〜」と言ってるので、ますます期待は高まるのであった。

 2時半に、テン場に到着!
 これまたすごい〜〜〜!最高のロケーション!
 暖かいから、もう少しかなあと思っていた紅葉も黄色くなっていてめちゃくちゃ綺麗!

 ちょっと休憩して、小山伏さんが「無重力の滝」と命名した滝を見にいく。
 大きな岩を越え、かなり急な傾斜のゴーロ帯をどんどこ登っていくとちょっと右にまわりこんだところに、とんでもないのが見えてきた!

 「すごい〜〜〜〜〜!!!!」
 私とミ〜ヨンさんは、もうそれしか言ってなかったような....
 70mはあるんだろう。上部がハングしているのに、何故か水は一枚岩を伝い落ちてくる。色んな滝を見てきたけど、こんなに綺麗な滝は見た事がない!しかも目の前!

 しかも、すぐ左の壁は200mはある柱状摂理と言うのだそうだ。
 滝が綺麗な事ばっかりに気をとられていたのだが、これもまたすごい!
 地学的な意味は、実は私は知らないのだけど(^^;
 本物の屏風のように規則的にカクカクとおれまがっていて、それでもやっぱり一枚岩のすごい迫力の壁だった

 その上、真下におあつらえ向きの、寝転べる岩がある!
 そこに寝転んで、真正面の滝を下から眺めると、青い空に紅葉した木々があって、もう絶景としか言いようがなかった。

 6時半くらいから宴会に突入〜〜〜!
 ミ〜ヨンさんが用意してくれた、完全板てっちり!!
 なんかもういたれりつくせりで、沢でこんな贅沢してええんやろか??
 テン場は、まるでスポットライトに照らされたみたいで、沢の水も光ってる....すごいロケーション!極楽だ〜〜〜〜!
 当然宴会は言わずもがな、盛りあがっていくのであった....
 
 ★12日★

 ちょっと薄曇りで、朝はやってきた。
 6時起床の予定だったが、心地良く寝ていたので30分は寝坊した(^^;

 テントやいらない荷物はそのまま置いといて、7時半過ぎに出発!
 ゴーロ帯を登っていくと、右から5mくらいの滝があった。
 きのう、これを遊んで登ろうかと言っていたが、しょっぱなから濡れるのは、みんなパスした。
 すぐ右側を巻いて登ると、突き当たり....(ではないのだけど、滝がある度に突き当たりのような気になってしまう)にまた一枚岩の70mくらいの滝があった。

 「すごい〜〜〜〜!」
 またまた、これを連発する!ここはこんなすごい滝ばっかりなん??
 とにかく綺麗!もちろん登れるような滝ではないんだけど、伝い落ちる沢の水も本当に綺麗!これには牛鬼滝と言う名前がついているそうだ。

 ここも右側を当然巻いて登る。
 そのまま、沢に下りてきて、しばらく行くと、まるい淵をもつ滝が出てきた。これもまた一枚岩!「すごい〜すごい〜〜」
 淵の丸さは、まるで削りとったみたいにス〜〜〜っと、円を描いていてどうやったら、こんな形の岩ができるんだろう?と不思議な気分になる。

 ここの滝は、本当に取っ掛りが無いと言うか、ツルツルと言うか、傾斜が緩かったら、いくらでも滑り台にして遊べそう!
 ここも右側を巻く。....が、ちょっとした勘違いで大高巻きになってしまった。ふと振りかえると、斜面はすごい傾斜で、知らない人が見たら、きっとただの物好きだと思われるんだろうなあ〜〜(^^;

 谷は左に曲がって、またすごい50mくらいの滝がある!
 「すごい〜すごい〜〜綺麗〜〜〜!」またもや連発!
 奥の方には、後で登る刃渡りのような壁が見えた。
 ここもやっぱり柱状摂理と言うのだろうか、屏風のような岩壁だった。
 滝はものすごい迫力で落ちている。しばし見とれる!!
 ここでちょっと休憩!

 この滝は左側から巻いて、滝の落ち口をトラバースしないといけない....と言うのを、私とミ〜ヨンさんは、対岸へ滝の流れの中を渡らなければいけないと思いこんでいた。
登りきったところでザイルを出して、BAKUさんが確保、キンゴさんが行った。笛がなったので、私が先に行った。まわりこむと、キンゴさんはこっち側にいてる。なんで??
 ようやくトラバースの意味を理解する(^^;

 しかし、ズルっといったら、50m下まで、一気にいってしまうようなところだ。慎重に移動する。
 落ち口のところは、これまた綺麗なナメ床だ!
 まわりはみんな岩壁!
 そんなに標高の高い山ではないのに、この岩壁はホンマにすごいです!

 右へまわりこむと、またすごい30mくらいの滝!!
 やっぱり「綺麗〜〜〜〜」
 さっきの滝の右側も巻けるみただけど、この滝にお目にかかれなくなってしまう。

 右側を巻き登ると、目の下にちょっと小さめの滝が見えるが、それもそのまま乗りこして、一旦下りてきて、奥まで行くと、ぐる〜〜〜っと岩の円柱形のような岩壁にやっぱり、これまたすごい一枚岩の滝が落ちている。コンパスで描いたみたいに、綺麗な丸だ!
 滝もすごいぞ!これまた50mくらいはあるんだろうか!
 「すごい〜〜〜〜!」
 
 滝のところから、少し戻って、リッジに向けて登っていく。
 ちょっとアルプスの岩稜帯を歩いているような、リッチな気分になる!

 しばらく登ると、一気に視界が開けた!
 わお〜〜〜!絶景だ〜〜〜!
 今登ってきた、谷の形が手に取るようにわかる!紅葉も綺麗だし、天気もいいし、最高の眺めだった!しかし、右も左もすっぱり切れ落ちている。
 足場はしっかりしてるし、持つところもちゃんとあるが、慎重に通過する。

 下りてくると、そこはすんごく綺麗なナメ床だった!
 お日さんが照って、水がキラキラ光って、本当に綺麗!
 なんて贅沢な沢だろう〜〜〜!

 しばらくいくと、小屋跡にでてきた。
 そこを過ぎるとしばらくは河原歩きだった。
 前にキンゴさんが来た時はここをテン場にしたそうだ。
 苔むした岩に色とりどりの落ち葉!
 「まるで日本庭園みたいなところやね〜」とミ〜ヨンさん!
 どこを通っても、綺麗なところだ!

 しばらく行って、小さな滝を乗り越えると、正面にすごいナメが見えてきた

 聞いてはいたものの、やっぱり「すごい〜〜〜」
 これが1000mも続いているんだから、たまらないです!
 とっても微妙な傾斜だから、ツルっといったら、下まで落ちてしまうんだろうかと思いながら、登り始める。

 どうやってこんな地形ができたんだろう??
 登っても登っても、一枚岩のナメが続く.....
 歩いていて、ちょっと滑って回転しかけたが、セ〜〜〜フ!
 しかし、しばらく行って、ついにツルっと行ってしまい、うわ〜〜どこまで滑っていくやろ〜〜??とか思っていたが、すぐその場で止まった(^^;

広葉樹のトンネルとナメを堪能しながら、一歩一歩慎重に登っていく。

 大きな二股のところにきた。
 二股もやっぱりナメ床で、またまたすごい〜〜を連発!
 石畳の上を歩いているみたいだ。ここが沢だなんて信じられないくらいだ。

 ちょっと空模様がいまいちになってきたのと、ちょうどお昼頃だったのでここで昼ご飯!もう少しだけ降ってこないでね!

 休憩の後、二股を左へ、少し行くとまた二股に出て、ここもまた左へ....ようやく長いナメ床が終わったところに、また崩れた小屋跡があって、
 そこから、杣道をしばらく登ると、なんといきなり林道に出てしまった。

 なんでこんなに綺麗な山に林道なんかつくるんよ〜!
 と、ちょっと悲しくなってしまう。
 しばらく林道をたどり、ちぎれた登山道に入って、しばらく行くと山頂に着いた!

 906m、一等三角点のある、子ノ泊山だ!12時半過ぎに到着!
 展望は最高!太平洋が見える〜〜〜!空もまた晴れてきた!
 最高〜〜〜〜!もう言う事なし!....でも林道がなかったら、もっと感動しただろうと思う。

 しばらく360度の展望を楽しんで、写真を撮ったりして、休憩!
 名残惜しいけど、帰りにも時間がかかるので、1時過ぎに出発する。

 今登ってきた道を下り、杣道の階段を降りると、道が左右にわかれている。
 私達が登ってきたのは下和気というところだが、標識は「和気」となっていて、登山道は右の方へ下っていくのだが、確か登山道は谷の左岸にあったはず....???と悩んでいたら、いきなり私の携帯が鳴った!

 ああ〜びっくりしたあ!山頂ならともかくも、こんなところでも電波が入る
 んだ。標識とおりに、右へ曲がって登山道をぐんぐん下っていく。
 小屋のあったところへ下りてきて、そこからちゃんと谷の左岸の登山道になった。 

 登山道もけっこう傾斜がけっこうあって、昼ご飯をもっとしっかり食べとけば良かったんだけど、テン場につく寸前にはヘロヘロになっていた。シャリバテで足が動かない.....情けない〜〜〜(^^;
 3時頃、あの大きなケヤキのあるテン場に到着!
 着いた途端に、行動食をむさぼるたこやきであった....(^^;

 日が落ちるのが早いので、なんとか明るいうちに下山できるようにバタバタとテントを片付け、焚き火の跡も片付けて、3時半にはテン場を後にする。なんだかやっぱり名残惜しい!
 来年も絶対来ようね!とミ〜ヨンさんと固く誓い合った。

 沢沿いの登山道を下っていくと、またまた携帯が鳴った。
 ここでも電波が届くのか!!
 早く下りようと思って、出ないでほっといたら、何度も鳴る。
 ミーシャの“Every thing”と“ドラクエ”が谷の中に何度も鳴り響く(^^;

 4時半にはようやく駐車場へ到着。
 楽しく、そして、無事にちゃんと下山できて、みんなで固〜〜い握手!
 この後、渡瀬温泉の十分泳げるくらいの大きな露天風呂に入って最高の気分!やっぱりこれがなくっちゃ〜!   
 雨も降らずにすんだし、もうこれ以上はないと言うくらいの沢のフルコースを味わって、帰ってきたのでした。

 立間戸谷ええとこですよ〜!


      


ウィンドウを閉じる