金剛山・高天谷 報告:BAKU

 3月に上高地でクロカンをしていて膝を痛めて以来、山から遠ざかっていたじゅんちゃんが「再来週の滝本北谷までに不安なく歩きたいのでどこか簡単な沢に連れてって〜」と言ってきた。しかし痛みはなかなか取れないらしく無理したら治りも遅いので中止になっていた。しかし遡行二日前、病院に行ったらお医者さんから簡単な山歩きだったらOK!と許しが出たので急遽金剛・高天谷に行くことになりました。

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【日 時】 4月12日(土)
【行き先】 金剛山・高天谷
【コース】 高天彦神社→高天谷(左股)→郵便道→高天彦神社
【メンバー】BAKU(沢雪山歩) じゅん(囲炉裏)
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 当初の集合時間は朝の6時半(たかが金剛山なのに何でこんなに早いの??)。それがじゅんちゃんが前日夜10時過ぎまで残業していたと言う事で一時間遅らせて7時半(それでも早い!)に変更した。
 この日の天気は雨が降ったり止んだりの変な天気。取りあえず現地まで行くことにする。9時40分頃水越トンネルを抜けても小雨が降り続いている。途中今日の行動食を買うのを忘れ山麓線を当麻の方に戻りローソンに立ち寄った。そこから見る金剛山にはガスが適度にかかりちょっと幻想的だった。その後高天彦神社に着き沢支度をしていたらいつの間にか雨は止み薄日が差して来た〜(^^)

 11時10分、用意も済ませ高天谷を目指して出発ぁ〜つ!
 すぐに高天滝に着くがじゅんちゃんの歩くペースはちと遅い。気のせいかな?
 前日から降り続いた雨で今日は水量が前に来たときよりも多く感じられる。この先この沢はひょっとしたら初級の沢から初級+にグレードが上がってるのかな?と思うとワクワクしてくる。
 じゅんちゃんは滝を登りたそうに見ている。でもしょっぱなから濡れるとか何とか言い聞かせて危険を回避するため右から巻いてもらう(^^ゞ
 登る途中、ちょっと嫌らしい所があって気が抜けない。ズルッと行ったら危ないのでシュリンゲの用意をしていたらもう目の前に来ていた(O_O)
 何しろ滝を見る目が輝いている。この先、単独行動を取らないかよーく注意しとかないと危ない危ない(O.O;) (o。o;)
 「帰りにザイルを出してここを登りましょう」って言ってたが下山時にはそんな気力もどこかに消えていたのか?滝すら見に行かなかった。

 しばらく進むと3mの倒木が掛かった滝が現れる。私がトップで行くがじゅんちゃんは登っては下りまた登り、途中で止まって難儀している。
 もう一歩が乗り込めないらしい。「シュリンゲ出そうか?」って言っても返事がない。「どこを登ったんですか〜?」って下から叫んでいたと思ったらえいっ、やぁーで根性で登って来た。ここの倒木は上の方がぐらついて信用できない。その後の堰堤はグラグラしている左の鉄梯子を使い上に抜ける。

 11時50分、この谷最大の10mの直瀑。ここでしばらく小休止。お腹が空いたのでパンを頬張り記念写真。よーく見たら偶然にも二人ともお揃いのチーズ蒸しパン。じゅんちゃんはこの他にツナおにぎり、ウィダーインゼリーも食べていたな(^^ゞ大変燃費の悪いお嬢さんだ。
 この滝でじゅんちゃんは修行僧ポーズで背中から下は水を浴びてびしょ濡れ状態。でも寒〜いとか言いながらなぜか喜んでいる。ここは登れないで左岸を巻く。


 この先は次から次へと容易く登れる2〜3m級の滝が現れすごく快適に遡行するはずであった。この谷はここから二俣までが面白い。何でも経験だと言いじゅんちゃんに先行してもらう。でも膝の調子が悪いのか?怪我の後遺症でビビりが入っているのか?ぎこちない登りになっている。前回の向流谷の時はもっと上手かったなぁ〜。何度か滝を登りかけては中途で止まりその横を私が先行し、上からシュリンゲのお助けでセーフ(^^)V
 
 でも頭からシャワーを浴びている姿はとっても楽しそう。これを見ていると今日リハビリの企画して良かったなぁ〜って思う。
この先5mは右から、続く木の刺さってる5mの直瀑は左から、続く二条の4m滝は右から登ると堰堤が二つ現れる。一つ目はコンクリート、二つ目は石を積み上げたのでかなり古そう。ここは二つとも巻く。この先2m程の斜瀑を過ぎるとすぐに二俣に着いた。12時40分。


 じっとしていると寒いのでこのまま左股に入り遡行を続ける。するとすぐに4段25mオーバーの立派な滝が現れる。水量が多いためかちょっと前とは感じが違う。
 でもグレード的には全然難しくない。じゅんちゃんが先行で取り付くが途中でギブアップ。代わって私が一段目の10mをフリーで登り上の立木でビレー体勢を取りザイルで確保して登って来て貰った。安全第一やもんね。あそこで落ちたらかなりヤバい。
 二段目の4m。ここも難しくないが念のため私が先行し、シュリンゲを環付きカラビナに通して登って来て貰った。途中一回だけテンションが掛かったような気がしたけど・・・。気のせいだったのかな?ここも安全第一。ちゃんと確保しといて良かったです。ホッ!
 この先は問題なく通過でき右岸に赤テープが見えだしたのでここで遡行を打ち切った。
その後テープに導かれしょぼい沢を渡り、かなり勾配のキツい痩せ尾根に取り付く。じゅんちゃんは息が荒くばて気味。ゆっくりゆっくりと登る。
 ここから下界を見下ろすとその向こうには見事な雲海が広がっていた。沢から離れ30分ほどでようやく登山道(郵便道)に飛び出した。ホッ!
 カラダも冷えて辛かったのでこのまま休憩もしないで下山する事に。
 でもしばらく歩き始めると膝の痛みを訴えだした。これからが超スローペース。とても痛そうに足をかばって歩いているので杖代わりの木をその辺で探して使って貰う。
 まぁ、道はしっかりしていて問題は無かったけど下山に高天彦神社までまさか2時間も掛かるとは。これはこれはえらい見当違いだった(^^ゞ
 4時前に行動終了。急いで帰り支度をし、帰路についた。

 今回はちょっと怖々だったみたいだけど膝の状態が良くなればもっと思いっきり踏み込んで歩けるでしょう。
 まぁ、これに懲りずにまた綺麗な沢を見つけて水遊びに行きましょう。

 近場でも難しく無い沢でも沢は沢。ほんまに面白かったわ〜(^^)


      


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