銀杏峯 報告:小山伏


[日  時]2002年3月24日
[天  気]吹雪時々雲の切れ間
[メンバー]りかあ、BAKU、Taq、HiO、多聞幸太郎、小山伏
[地  図]宝慶寺(北東)

[小山伏 密命を帯びて、登山]

GPSによる行動軌跡(多聞さん提供)


 最近、金曜日の帰りに缶ビール持って、赤名君の事務所に仕事の邪魔しに行くのが恒例になってる。
 「なんや、仕事してへんやないかぁ〜」
 「休憩!」
 「最近、佐野さん何してんの」
 「今週、行くよ」
 「どこへぇ〜」
 「能郷白山の南の名もない山」
 「連れてけ〜」
 「あかん、車3人しか乗られへんもん」
 「なんでぇ〜、佐野さんとあんたやろ」
 「女の子が来んねん、女の子」
 「誰ぇ〜」
 「知らん人や、そやケナンポ行き、薫さん行かれへんようになって、一人余ってる、言うてたで」
 「どこぉ〜」「りかあさんとBAKUさんが・・・」
 「あ!この間敗退したとこ、また行くん。そやけど、あの二人で敗退してんから・・・」
 「あんたが行って、足引っ張ったらええねん。2回連続敗退やったら、話題になるでぇ〜(^。^)」
 と、言うことで、ご城主様の密命を帯びて、今回の山行きに潜入したのであった(^^ゞ

 前日の夕方6時に名神の桂川で待ち合わせである。到着は10時頃になるであろう。
よし、ここはひとつ宴会でつぶしてしまおう(^^ゞと、酒に酔わずに心を酔わす「心酔」を一本、あてにニューレパートリーの「とんとろ」とエリンギをザックに詰め込んで、出発。

 西大津バイパスから湖西道路を通って国境にかかる辺りから土砂降りの雨。こら、余計な画策は無用かな(^_^;)
 敦賀で北陸自動車道に乗り福井で降り、大野から法慶寺へ入る辺りからちらちら雪に変わる。
 キャンプ場のトレの裏のまだ開いてない売店の前で、テントを張って宴会(^O^)/
 早速、作戦に取り掛かる・・・んが・・・HiOさんが一升瓶を抱え込んでしまった。くいくい行くHiOさんに、恐る恐るカップを差し出す我ら。
多聞幸太郎のジンロに、HiOさんが持って来た幻の焼酎にBAKUちゃんのシーバスリーガリまで、底なしに飲み続けるHiO恐ろし(^_^;)
次は、プレッシャー作戦。
「何時に出発します?」とりかあさん。「5時!」「7時で十分でしょう(^_^;)」
よし、これで起床時間が気になって、寝不足になるぞ(^。^)

 と、朝5時には、皆起き出して、BAKUちゃんは既に外でお湯を沸かしている。5時半に小山伏が起きた時には、既に朝食も終わり、出発準備が整っていた。寝不足は、あたしだけみたい(^^ゞ

始めの予定は、部子山(へこさん)から登って銀杏峰経由で下ってくるものだったが、部子山への林道に雪が積み上げてあって通れない。
その代り、銀杏峰登山道の入り口まで、除雪されている。3Kの林道歩きがない上に750mまで上がれるのは魅力だ。
雪がちらほらしている中、7時25分出発



出発地点の様子

 登山道の入り口の鳥居をくぐって、シールで尾根を登っていく。
 昨夜来の雪がたっぷり積もり、氷点下の曇り空。雪質抜群のパウダーである。
 HiOさん、りかあさんがぐんぐん飛ばしていく。必死に追いすがるBAKUちゃんとTaqさん。
 少し傾斜がきつくなって来ると、小山伏のシールは全然効かない(-_-;)多聞幸太郎が珍しく小山伏より後れてる。と、板を引きずって登って来た。そうか(^。^)あれにしよう。と板を外してザックにくくりつける。
 しばらく行くが、腰が引っ張られて、すこぶる歩きにくい。仕方ない、担いでいくか(^_^;)と、ザックにくくり付けている間に多聞幸太郎に追い抜かされ、以降山頂まで誰とも遭遇することなく、密命はあえなく失敗に終わったのであった(^^ゞ


 シールで登る

 1000m辺りで、傾斜がゆるくなったので、シール登りに変えるついでに休憩。
 上を見上げると、200mほど上に4人の人影、少し後れて一人。お前らは、休まんのかぁ〜(^_^;)

 再び、急登。始めは、ステップが切れているので、少しは追いつくだろうと思っていたが、突然西から突風が吹いて来て、猿より知恵のある小山伏は耐風姿勢で耐える事数回。視界0。多聞幸太郎は数回、吹き飛ばされたそうだ(^。^)
 ここから稜線上までは風の通り道になっていて、東に雪庇が発達している。
 お陰で、先行のトレースは綺麗に吹き払われて、既に30分以上後れているので、ステップも埋まってしまっている。これでは、後塵を拝する旨みがないではないかぁ〜(^^ゞ

 稜線が近づき傾斜がぐ〜んと緩くなるので、再びシール登り。全体に追いつくはずは無いので、たっぷり休憩(^^ゞ
 一瞬、晴れ間が覗く。部子山への稜線がなだらかに続いている。左手の小高い所が銀杏峰であろう。
 ここから、稜線までの広い尾根はアイスバーン状態である。薄く積もった所を選びながらゆっくりと登っていく。

 乗り上げた稜線は、広い平原になっていた(^^)v
 左手にある小さなこぶが、ピークであろう。左手の方で人影がちらちらしている。気持ちの良いスケーティングで、山頂に立つのであった(^^)vモウ、ミツメイヲ、ワスレテイル
多聞幸太郎は30分前、BAKUちゃんTaqさんはその10分前、HiOさんりかあさんがその20分前に到着していたそうだ(^^ゞ
(ここまで、4時間30分)

 山頂には、お地蔵さんが屋根の下に祭られてあった。
 一服して、さて下山。



山頂の祠


山頂での集合写真


[密命を果たせず、下山]

 登って来た尾根の東の谷を下ることにする。
 りかあさんとTaqさんが偵察に行くが、取り付きが狭いアイスバーンになっているらしい。
 しかも、この頃から風雪が激しくなり、視界は5m程度しかない。少し西の雪の付いた尾根から少し下り、緩く谷筋をトラバースして尾根上を下って、アイスバーンが切れた辺りから谷筋に滑り込む。

 ふかふかのパウダースノーに、ターンを切る度に雪煙が舞う。
 失敗して倒れこめば、砂漠に爆弾が炸裂したみたいに白い丸い雪煙の玉が人影を大きく包み込んでしまう。

 視界が利かないので、離れないように小さく区切りながら一人づつ滑り降りていく。
 切り込み隊長は、Taqさんとりかあさん。HiOさんと多聞幸太郎がこけつまろびつ続く(^。^)
 今シーズン、とろとろの山頂を500mしか滑ってない小山伏は、どうやって滑るんやったっけ(^_^;)
 一瞬の日差しに覗いた谷筋は、広く緩やかに続いていて、視界さえあれば実に気持ちの良い斜面である。
 そや、突っ込んだらええねんと思い出した頃には、沢音が聞こえ出していた。ああ、もったいな(^。^)

 谷の右岸を通って、林道の終点近くに出て来た。
(ここまで、1時間30分)

パウダーの中の滑り1 パウダーの中の滑り2

 ところが、小山伏が最後尾で降りていくと、Taqさんが倒れこんで唸っている。
 気持ちよすぎて、林道に下りる手前の5m程の雪の壁の上から、飛び出してしたたかに腰を打ったらしい(^_^;)
 始めは立つ事も出来なかったが、そろそろと歩き始め、多聞幸太郎考案でソリを作ったが、返って歩いている方が楽みたい。と、なんやかんやしている内に、少しは楽になってきて、板をはいて、ゆる〜い林道を、登山口まで、無事下山したのでありました。
(ここまで、1時間)

 林道の終点は、降りて来た所より100mほど先になる。登山口から見上げると、そこから登山道のある尾根にトラバースすれば、気持ちよいフィナーレを迎えることが出来るであろう。とは、りかあさんの言でありました。



林道へ出る

 りかあさん、BAKUちゃん執念の「銀杏峰山スキー」は、最高のパウダースノーに恵まれて成功裏に終わったのでありました。
 薫さん、待ってたのにぃ〜、ここは、良いわ。他に何本もルートがあるし、また、機会があったら行きましょか(^O^)/
 めでたし、目出度し(^^)vん・・・?ナンカ、ワスレテル、カナ?
 Taqさ〜ん、病院行きやぁ〜


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