銀杏峯(デビュー戦は敗退) 報告:BAKU

【山 名】銀杏峰(1440.7m)
【日 程】2002年3月3日(日)
【行 程】3月2日夜発〜幕営地(テン泊)
     3月3日宝慶寺〜銀杏峰(ピストン)
【天 気】快晴 無風     
【メンバ】りかあさん MOGUさん BAKU(山岳同人 沢雪山歩のメンバー)
【地 図】1/25,000 「宝慶寺」



尾根にて


 一度はやって見たいと思っていた山スキー。これより先に氷ノ山の計画に乗っかっていたが突然風邪を引き高熱のためにドタキャン。

 その数日後、今回のメンバーの一人のりかあさんが「銀杏峰へ行きましょう」って誘ってくれた。それを見てMOGUさんも加わりそのお二人のお陰で私も山スキーデビューができました\(^O^)/
 しかし何もかも初めての私には駐車場からピークまでの標高差約1000mが体に応え1150mの稜線上で敗退。ここで先行していたりかあさんを一時間も待たせると言うハプニングもありました。ごめんなさい。

 MOGUさんをJR平野駅でピクアップしたのち北摂にあるりかあさん宅を経由して京都市内を横断して京都東インターから湖西道路に入る。敦賀から北陸自動車道に乗り福井インターを目指す。現地に行っても適当なテン場がないかもしれないので途中の某P.Aにテントを張り小宴会。その最中、MSRのガソリンが流れ出しテント中に火が流れたが危機一髪の所で難を逃れた。久しぶりに飲んだ「賀茂鶴」。とっても口当たりが良くって美味しかった。

 翌日は5時起床。素早く用意を済まし福井県大野市の宝慶寺付近に7時到着。
 釣り客であろうか?既に車が2台停まっていた。


 ラッキーな事に駐車場の真横から雪があり7時30分、ここからシールを付けての行動開始。シール歩行って言うのは全く経験がないので最初は手こずったが、徐々に慣れて上にある林道脇の施設に着く頃(8:00)にはそんなに辛いとは思わなくなっていた。

 ここまでは3人でそれぞれ自分のペースを保った歩きで来たがMOGUさんはまだ手術後のリハビリ中なので体の無理が効かずその後、我々が下山してくる午後2時頃まで会わなかった。

 最初は自分のペースも分からず懸命にりかあさんに引っ付いて登っていた。が何しろ初めてな事ばかり。段々とりかあさんのペースに付いていけずバラツキも出始め、登行コースもハッキリしていているのでりかあさんに「自分のペースを保って先に行って!!」ってお願いする。自分のペースで歩くと少し楽になった。

 それでも今回は雪質があまり良くないのか(?)、シールを付けていても急斜面では後ずさりはするし、あらゆる場面で苦労した。一人になると我が儘になれる。お腹が空いたので10時、標高850m地点でおにぎりを食べる。ついでに内緒で担いできたビールも(^_^;
燃料が入ったのと少し休んだのとで急に馬力が出始めた。歩行ペースが速くなっても先行しているりかあさんの姿は見えない。この辺りから雪質が極端に悪くなりガリガリのアイスバーン(^^ゞ
 急斜面は斜めにエッジを立ててキックターン。何度も繰り返していると股関節が痛みだし、再びペースが落ちる。その内右足が靴擦れになり何か嫌な予感。

 11時、950m辺りではるか上を見上げると稜線上に人が立っているのが見える。
私たちよりも先行者がいないはずだし服装からりかあさんと分かる。
あそこが1150mの稜線上か〜?

 標高差200mはあるなぁ〜(..;)しかも急斜面。そこまで行くのにかなりキツそうで時間も掛かりそう。下半身全部が痛くてなかなか前へ進まない。5歩〜10歩進んではすこし休憩。それを数10回と繰り返しながらようやくりかあさんが待っている稜線に到達した(11:45)。ヤレヤレ(^^)最後は息がとぎれて死にそうだった。
 りかあさんよりも1時間遅れ(__;) えらい待たせてしまった(m_m)

 靴を脱いで痛む足を点検すると案の定、靴擦れで足の皮はベロンって捲れている。ここからはまだ見えない銀杏峯のピークを目指そうと思ってもまだ300mは登らねばならない。私はもうここまで来れたし今日はもうここで終了してもいいと内心思っている。むしろよくここまで来れたなぁって満足している。

 「これ以上一緒に行ったらキットお荷物になって時間が掛かりすぎると思うので一人でピーク踏んできて〜」ってお願いするが、りかあさんは一人じゃつまらなさそう(..;)

 その時この一時間のロスに責任感じ、申し訳なく思った。

 りかあさんの「それじゃ今日はこの辺で勘弁したろう!!(^^)」の冗談混じりの
一言で「やったーー(^^)」「今日はこれでフリーになれるーーー(^^)」と一安心。

 休憩していると今登って来た方から一人、二人とスキーヤーが登って来た。最初
は人影を見てMOGUさんかなぁとも思ったが違っていた。
 最終的には単独行が一人、後は岐阜から来たと言う男性6名のパーティーだった。
 この人たちは「もう奥美濃の山々は全て制覇したのでこちらの方にまで来ているのです」と言うベテランばかり。しばらく休憩してピークを目指してシールを付けている人もおり、または坪足で登って行く人もおりのそれぞれのスタイルで登って行ってしまった。
 我々も六呂師方面をバックに記念写真を撮り(12:00)下山の準備。
 遠方には雪化粧した白山もバッチリ見えた。

 12:30下山滑降開始

        尾根を望む             滑降開始
林間の滑り1 林間の滑り2

 雪がとても悪い。それ以上に傾斜がキツいしアイスバーン(O_O)
 エッジが効かな〜い。それでもりかあさんはその斜面をガッツに突っ込んでいく。
 しかし何回も足を取られて転倒の繰り返し。板が外れても全くお構いなし。私には絶対あんな真似は出来ない。
 こわごわ凍った斜面を横滑り。キックターンしてまた横滑りの誤魔化しで何とか200mの急斜面を滑り降りた。

 途中何カ所も尾根が狭くなっておりキックターンが出来なく、スピードも殺せなくて冷や汗の出る場面も多々(¨;)
 ゲレンデでは滑れそうな斜面も山スキーだと木や藪がジャマをしてターンできないなぁ〜。一回ビビりが入ってしまうとその後が続かない。

 滑り始めて40〜50分経過した頃だろうか。そこで登って来るMOGUさんと合流。ここからは3人で楽しく(?)思い思いにスキーを楽しみ午後3時前に駐車場に無事到着した。最後の方は雪がモナカ状になっていて重たく滑りにくかった。

 私の体力不足が原因で1150mの稜線までしか行けず、りかあさんにはお気の毒な結果になりました。私も銀杏峯のピークを踏みたい気持ちが今でもありますので是非リベンジにつきあって下さい。その時は部子山を周回するコースも魅了ありますね。

 私の山スキーデビューを企画して下さったりかあさん、またそれにおつき合い頂いたMOGUさんには感謝致します。



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