北山川・摺子谷 報告:キンゴ

 120mの大滝鑑賞ツアーはいかが?
「行くでぇ〜」「ほいなぁ〜」・・小山伏さんと2人で行くのは1月以来かな。
いつものごとく、星華で鶏肉味噌炒めを平らげて、さぁ、出発!

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【タイトル】舐めたら、いかんぜよ!
【メンバー】小山伏、キンゴ
【日程】  2004年5月22日夜発〜23日
【天気】  曇り時々雨
【場所】  台高 北山川・摺子谷
【地図】  高代山(二万五千分の一)
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 小口橋を渡って林道に入るとたくさんの鹿が出迎えてくれる。邪魔やなぁ〜って思いながら車を走らせるとすぐに貸しボート場に着き、そこで林道は通行止めになっていた。ゲートがあって進めないので少し戻って車を停める。テントの中でよせばいいのに宴会が始まり、ついつい飲みすぎる。いつも気分はレット・イット・ビー (^^)

 6:50頃、1度目が覚めてテントの外に出るが曇り空。テントに戻って横になれば、またまた爆睡状態。「キンゴォ〜、もう9時やぞぉ〜 (--;)」「どないすんね〜ん、行くんかぁ〜」と、小山伏さん。・・・・・ふぁ〜、よぉ寝たなぁ〜、ほな、行きまひょか!

 9:35出発!寝ボケ眼で林道をてくてく進むと、山の斜面に大滝が見える。ほぉ〜結構凄いなぁ。でも我々が目指す大滝とは、ちと方向が違うような? 枝谷にもあれだけの大滝が架かるんやから、摺子谷は思い切り楽しめそうでワクワク気分 (^.^)
湖畔に半ば浮いているような錆びれた建築物が妙に印象的。出合い着9:52

 左岸の踏み跡を進むと堰堤が現れ、そこから入谷。左に炭焼き窯跡を見ながら平凡なゴーロ帯を進み、釜を持った小滝を超えて右に小さなルンゼと枝谷を見て行くと、谷はインゼルとなり、右には釜と小滝を架ける。その先の左岸の壁が立つ中CS2mは左から乗り越える。左からガレたルンゼが入って小滝を2本越えると、左右から滝を架けるルンゼが入る。ちょっとした十字峡やなぁ。この先で谷はまたまたインゼルとなり右には斜L3m。10:42

 左岸の壁に2段50m。ここから両壁が立ち、釜・1m・釜・CS3mを越えて、岩間にかかる小滝を数個乗り越すと正面にルンゼが入って谷は直角に右に折れて5mを架け、その先で左から迫力のある20mが落ちる。滑った黒光りのする壁の向こうに水飛沫を上げながら落ちる迫力のある滝に思わず歓声をあげずにはいられない。ただし、この滝の攻略法はかなり手厳しいもので、ちと、冷や汗ものかな (~_~;)
正面のルンゼに架かる滝を濡れながら直登すると、三方壁に塞がれてルートは1ヶ所。
この壁を回り込むんやろなぁ〜って考えるが、気分は乗らない (--;)

 小山伏さんがハーケンを打ち込んで支点を作り壁を回り込む。しばらくして合図が聞え、後に続くがかなり嫌らしい (--;) でも、人が行った後はやはり気楽なものかな。トップでなければ充実感には浸れない (~_~;) 滝の落ち口横に11:50

 滝上には迫力のある斜L8mが2本。ゴルジュは抜けたが相変わらず左岸の壁は立っている。大岩が谷を塞ぎ両脇に5mが架かる。中々変わった風景やなぁ〜。ここは左から巻いて行くと、右に滝を架ける枝谷を見て、谷は少し左に折れて5m、3m。赤テープが目に付いて気分を損なう。右から谷が入って12:30

 岩間の小滝群を越えて行くと、左岸に杣道。左からルンゼが入ってかなり上方から滝を落とす。「これが目的かえ?」と小山伏さんに聞かれるが・・・・・・・何か違う。

 確かに高さはあるが、こんな感動の無い滝がこの谷の大滝であるはずが無い!とにかく進も。平凡なゴーロ帯を行くと、いきなり周りが開けて左から素晴らしい大滝が水飛沫を上げて落ちている。ひぇ〜、凄いの一言に尽きる。来て良かったぁ〜 (^。^)
 威風堂々とした120mの大滝に気分は最高潮! 13:15

 ここは正面のルンゼに取り付いて左の壁の切れ目を捜すが、中々ルートは現れない。しばらく登ると、細いルンゼが左から入るのでそこに突っ込むがかなり嫌らしい。最後の部分は壁が立って岩が被り、小山伏さんに空身で私のショルダーで登ってもらい、荷揚げをするが落石多発状態。 もぅ嫌! (--;)

 詰め上がったところは、谷の左岸の支尾根上で、そこから少し戻ると大滝の落ち口。
 小山伏さんが落ち口まで降りていくが、私は途中でやめる。落ち口の上に15mが架かり、その先の左のルンゼを過ぎると綺麗な斜L15m。その上には綺麗なナメ床が続き二俣に到着。 14:50 さてと、これからどうしよ。下山路のことは何も考えてなかったので、とりあえず右俣に入って左岸の植林帯を登ると道に出た。らっきぃ〜!このまま稜線まで登って、小口橋のところに戻ろうと考えたが・・・・・・・甘かった(-_-;)

 道はすぐに不明瞭となり、トラバース気味に山腹をしばらく進むと、境界杭のある支尾根に出た。ここが地図上の境界線のある稜線かなって考えて、右に進んだんやけど、本当は左に進むと稜線に詰め上がったんやと思う。右に進んだ我々は、どんどんと谷底に下る事になり、何か水の音が聞えるなぁって思いながら下って行くと、目の前が急に開けて、そこにはさっき見た素晴らしい大滝が堂々と落ちていた。そこからは足元が切れ落ちていて、
 4〜5回の懸垂で、やっと谷に戻れた (~_~;)

 谷通しに戻るが、日が暮れてきてだんだんまわりが薄暗くなってくる。こりゃ闇下かな。
 難関の20m滝のところは、30mのロープを2本繋いでの懸垂下降。とにかく下山を急ぎ、出合いに戻ったのが19:00 ぎりぎりセーフやなぁ。車に戻った頃には、完全に真っ暗になっていた。(^^ゞ

 いやぁ〜、ほんまにええ谷やったわ。最初は平凡な感じやけど、中盤のゴルジュから120mの大滝、ちと余計やった下山の懸垂下降。1日たっぷり遊びましたわ。
 大滝鑑賞ツアーに大満足!

 


      


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