暴風雨のヌタハラ谷〜! 報告:たこやき

 最初週間予報では、わりといい天気のはずだった....。
 平日は仕事もバタバタしていて、全く天気の事なんか気にもしてなかった....。
 当日になっても、せいぜい曇るくらいやと思っていた.....。
 だから、当然中止になるなんてことも考えもしなかった....。んで、行ってきました嵐の中を〜〜〜!
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【日  時】 10月12,13日(前夜発沢中1泊)
【場  所】 蓮川、ヌタハラ谷〜〜桧塚
【地  図】 七日市、大豆生(1/25000)
【天  気】 12日、曇り時々雨パラパラ
       13日、朝から雨、雷、暴風雨(^^;
【メンバー】 oba、KURO、たこやき
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 前夜10時半頃、大宇陀の道の駅でobaさんと合流。
 その時初めて、雨が降るらしいってことをobaさんに言われたが、そんなに天気が悪くなるなんて考えてもいなかったので、そのまま、いつもの青田川発電所へ移動。

 小雨がぱらついたりもしていたが、車でちょっと宴会した後宴会テントを忘れたので、車で寝る。
 夜中にはかなり降ったらしいが、爆睡していたので、全くわからなかった(^^;

 朝は6時起床。
 やはり小雨がぱらついたりしてるが、それほどの雨でもないのでなんの躊躇もなく、出合に向けて出発!

 林道をずんずん進み、ヌタハラ谷出合そばに車をデポして沢支度をして、7:45出発。
新しいヌタハラ林道を谷にそってほんのちょっと歩いて、谷沿いの道を少し入ったところから入渓。
 今日はそんなにあわてなくても、早い人なら日帰りで行ってしまうところなんで、のんびりモードで行くことに。

 ほんの数日前までは天気が良かったからか、水量はあまり多くないみたいだ。
 翌日のインパクトが強すぎるので、初日の最初の方があんまり思い出せないのだが......(^^;

 2mほどの小滝のところ、登るのは問題ないが、ほんの2mほどへつるところが滑りそう。
 滑っても腰まで浸かるだけやけど、なんとかきわどくへつってクリアすると、おっちゃん2人は巻いてんの!
 冷たいなぁ〜〜〜〜!遊ばんとあかんやん!

 いくつかの滝を過ぎると、3mくらいの滝が3段になっている。
 一番上は、2条のなっていて、左のチムニーのところを登ろうとするがobaさんやKUROさんは、幅が狭くてザックが引っかかるらしい。

 見てみると登れそうなんで、ちょっと後ろを押してもらって登ってみると、なんとか上がれた。
 おっちゃん2人は結局詰まってしまうので、ザックをあげることにする。

 これを過ぎると、赤いナメ滝があり、その後にもやはり赤い岩のナメが続く。綺麗だ〜〜〜!
 快適に登れる滝が続いて、明かりのさす自然林と調和して日本庭園みたいだ。写真を撮りながら、のんびりと歩く。

 と、正面左から、大きな滝が落ちている!
 これが夫婦滝か?しかし下段の30mの下の方しか見えないので、いまいち大きな滝ってのがわからない。
 この滝で谷は90度曲がっている。
 右側に入るルンゼから大きく巻いていく。3段合わせて100mはあるらしいので、かなりの高巻きである。

 ガレたルンゼを登っていくと、中段の滝が見えそうな踏み後があるが、さすがに斜面が濡れていて、ズルズルなんで、そのままどんどん上へ上へとあがっていくが、正面は延々と壁である。

 途中でちょっと小休止していると、日帰りパックですごいスピードで登っていく6人パーティがやってきた。
 ハーネスもつけない軽装で、とにかく早い!
 先に行ってもらって、あとからのんびりと行く。

 壁に沿って滝の落ち口に向っていくと、ようやく上段の70mが見えてきた!すんごい迫力!
 滝を真横に見ながらのトラバースは、さすがにちょっと緊張する。

 ようやく、落ち口にたどりついて、すぐ先に6m。
 谷の左岸が大きく崩れているところを過ぎて、しばらく行くと、この間も3つ4つ、楽しく登れる滝がありました....めちゃええ加減(^^;

 天から降ってくるような不動滝が見える。
 壁はドームのようになっていて、本当に空から降ってくるような感じだが、ガスっていて上の方が見えない。

 予定では、これを巻き終わると今日の行程は終りだが、時間はまだ12時前である。
 滝を眺めながら、ゆっくりお昼ご飯にする。
 と、唐突にガスが晴れてきて、滝の落ち口がはっきと見える。すごい〜〜〜〜!
 下から眺めると、青空から直接落ちているみたいで、上のほうはところどころ紅葉も始まっていて、最高の眺め!


 右の斜面から、また高巻きである。
 50mの巻きはしんどいぞ〜!

 しばらく行くと、大きなトユのようななだらかな滝。
 なかなか面白い。中をジャボジャボ歩く。


 小滝を越えてしばらくいくと、小屋の跡地に到着。
 まだ時間は1時前である。
 もうちょっと先まで行っても....と思ったが、「今日はマッタリ!」のobaさんの一声で、今日はここまでにする。

 雨もあがっているし、夜までは時間がたっぷりある。
 コーヒーを沸かして、薪集めにとりかかる。
 時間が長いので、山盛りないとすぐになくなってしまいそう!

 4時ごろにようやく焚き火開始。
 晩御飯を食べると後は何もすることがない....。
 雨も時々降ってはいるが、テントにもぐりこむほどの雨にはならずゆっくりと時間が流れて行く。
 普段忙しい生活をしてると、焚き火の火を眺めながらボ〜〜っとできるなんて、こんな贅沢は他にはないような気がする....。

 9時頃にはお月さんも出てきて空も明るくなってきていい気分で寝ることに。
 今日は思いの他暖かいので、テントの中も快適だ。
 日ごろの睡眠不足をここで解消すべく、爆睡!

 しかし、朝起きるとすでに雨は降っていた。
 小雨の中、朝ご飯を食べて片付けにかかる。
 が、あと300mほど詰めればピークにあがるので、3人共、ちょっとのんびりモード。

 それでも8時をまわって、そろそろ出発。
 出る頃には、本格的に雨も降ってきた。が今日は帰るだけなんでまあええか....。

 天気が悪く谷は暗く、どのくらいの深さか全くわからない(^^;
 しかしこの頃になると、もう雨でほとんど濡れているので、濡れるのも苦にならない。
 ナメ滝を過ぎるとすぐに大きな二股に出る。ここは左側の本流へ。

 4段になった2m、8m、15m、20mに出会う。
 下の二つは滝そばを登るが、上の二つは右岸から巻きにかかる。


 と、どこからかゴロゴロと音がする。
 ガレた斜面を登ってる最中に、本格的にひかりだした。雨もジャジャ降りでないか....。

 止まるわけにも行かず、ドロドロの斜面を登っていって、ようやく、ほんのちょっとだけ平らになったところで、とりあえず雷が行き過ぎるのを待つことにする。

 雨の中、なんだかわからない壁みたいなとこに張りついて、じっとしている
 私達はなんなんだろ〜〜〜(^^;

 ようやく、雷も行ってくれたので、巻き再開。
 落ち口に向ってトラバースするのだが、雨でズルズルなんで、ここで今回初めてザイルを出す。

 落ち口についてホッと一息するが、短時間で沢の水は一気に増えて水もめちゃくちゃ濁っているではないか!
 みんなもうちょっと先で....と思っていたので、水を入れれない(^^;

 この先でまた二股。左の谷からは10m、15m、10mくらいの3段の大きな滝が入っている。
 ここは、奥峰へむかって右へ。

 最後は水はもう終わりか?と思うところに、左側から30mくらいの大きな滝が落ちている。
 名前のある滝が一杯あるみたいだが、結局どれがどれだかわからなかった(^^;

 右のルンゼを上り詰め、なんとか稜線に出る。
 と、暴風雨....。さっぶ〜〜〜〜〜!
 風が強いと、横によろめいてしまう。

 なだらかな笹原を登りつめて、ようやく桧塚奥峰に到着!
 はっきりしないが、10:50くらいだったと思う。
 晴れていれば、さぞかし美しい風景なんだろうが、今はとにかく風の当たらないところへ行きたいぞ〜!

 ガスっていて、まわりは全く見えず、桧塚へ行くのに、反対側のピークに向って歩き出してしまう。 
 しかし、あっと言う間に着いてしまって、すぐ間違いに気づく(^^;
 でも立ち木もあって、風も多少はよけれそうなんで、ここでお湯を沸かして暖かいものを飲んで小休止。

 一旦奥峰へ戻り、清く正しい登山道を桧塚へ。
 どうやら、ここから直接下っていく道があったらしいが、3人共よく知らなかったので、ナメラ山へ続く尾根を東に向って下っていく。

 P1214当たりから、踏み後らしきものを探すが、それもなく、ところどころテープがあるので、それにしたがってしばらく進む。
 が、東を向いていて、ナメラ山へ向う尾根道のようなので、もう一度引き返す。

 明瞭な尾根もガスでわからないので、とりあえず急な斜面を南に向って強引に下っていく。
 まあ、よく滑ること(^^;
 自然林から植林帯に変わり、相変わらず急な斜面を強引に下るがところどころ杣道をたどりつつ、すこし東よりに進んでいくとようやく小さな尾根にのっかった。

 これで合ってんかいな〜〜??とあめのうおさんの報告を読むと、同じ事が書いてあった(^^;

 植林帯の端っこにある小尾根をずんずん下っていくと、突然下に林道が見える(@_@)
 結局、林道におりてしまった。
 登り口には「桧塚へ」と言う札がかかっている??

 どこに続く林道なんやろ〜〜?と思いながらも、これしか道がないので延々とジグザグに林道を下っていくと、きのう車を止める時に見たブルドーザー?があるではないか!

 新しい林道ができたようで、結局ちゃんとした登山道?のようなものは見つけることができなかった。
 が、奥まで持ってきた車のところへおりてこれたので、まあ、よしとしよう(^^;
 2時半くらいだったかな?

 雨もちょうどあがっていて、早々に温泉へ直行。
 体も温まってホっとするのであった......。

 こんな天気には滅多にめぐり合うことないんですが、これはこれでなかなか貴重な体験で楽しい2日間でした(^^;

      


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