風折川・又剣谷 報告:小山伏

 またまた、土曜日、誰も遊んでくれない(;_;)またまた例によって、キンゴは遅くまで仕事。
日下君と、先に行ってようかと、車のエンジンをかけると、バッテリーランプが点いている。ゲ、行けない〜(;_;)
9時過ぎ、助役から電話「王寺駅で、日下君が待ってるでぇ〜」「なんで、そこに居んの?」「佐野さんと、たこちゃんと待ち合わせ」「何時に?」「あと、15分くらいかなぁ〜」
 なら、家の前を通る。すぐに携帯に電話を入れると、ばっちり、家の寸前。拾ってもらって、日下君と合流した(^_^)v
キンゴが来たのは、11時半を過ぎていた。我らは出来上がっていた(^^ゞ
 例によって、ワサビ谷出合いでビバーク。星空がきれいだ。
 最近は、キンゴの黒雲のオーラも薄れてきたようだ。

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[日時]2001年7月15日
[天気]晴時々曇り
[メンバー]キンゴ、小山伏(以上沢雪山歩)、日下
[地図]河合
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 朝、7時に目覚めたのは小山伏だった。
「7時やでぇ〜」誰も反応しない。なら、もう少し・・・
 「7時半やでぇ〜、言うたぞぉ〜」キンゴが渋々起きてくる。「行こか!」「え、行くの?」マダエエヤン(^_^;)
 テントをたたんで、車の所まで行くと、通行止めのポールで囲まれている(@_@)
 訳が分からず、車の後ろで朝食を摂っていると、パトカーがやって来た。なんぞ怒られるんやろか、と、その後ろに自転車がついている。えらい、しんどそう。その後ろにも、パトカーが伴走。なんじゃこりゃ?パトカーにしてはランプが青い。
落ち着かないので、朝食もそこそこに出発すると、トンネルの所に本物のパトカーが停まっていて、本線は渋滞している。
しかも、次々とドライブウェーのほうに入ってい来るので、中々出られない。
パトカーが居るにもかかわらず強引に曲がって、トンネルを抜けると、反対車線が大渋滞。なんか、トンネルを通行止めしているみたい。
 と、道路脇に「大台ヒルクライミング」の幟がいっぱい立っている。
 そうか、自転車のロードレースは、今日だったのか。トンネルとドライブウェイが、その間通行止めになるのだった。私等が、起き出した時、ちょうど解除された所だったのだ。
 朝が遅いのも、役に立つことがあるもんだ(^_-)

 河合から小処への橋を渡ろうとすると、川向こうで街宣車が停まって、ラウドスピーカーががなっている。
政治集会かと見ると「大台ヒルクライミング」のスタート地点だった。横をすり抜けて、途中で、8月8日小処温泉新装開店の看板を見た。娘の誕生日は関係ないか。前みたいだったら良いのになぁ〜

 右に、大きな神社のある支流が、風折川だ。右折して林道へ。小さな流れだ。一つ目、対岸に入るのが、又剣谷。
 少し先の小屋の所に車を停車する。
9時15分出発。


[溯行]

 谷に入るとすぐに堰堤。その先で右に曲がる。
 釜を持った3m斜瀑。あまりに暑いので、水の中へジャボジャボ。
 免疫のない日下君は、「すご〜い」と言っているが、別にすごくない(^_^;)
 次のチョックストーンの逆くの字3mも、ジャボジャボ。
 3mナメ滝、2mナメ滝、次の3mもジャボジャボで、一旦、河原になる。

 低い壁の中の、少し暗い5mナメ滝を越えると、小ローカになる。ナメ滝5m、トユ状の5m、3mを越えると、左から10m斜瀑が落ちている(^○^)
 水際を右に渡れば、右側が登れる。が、水流がきつそうなので逡巡していると、日下君が飛んで渡って行った。足の短い小山伏は、水流に足をすくわれそうになって、ヒヤッ。壁に手をついて、大股開きでなんとか渡る。
 滝の右側を登るが、最後、ちょっと気合が要りそうなので、巻いてしまう。これで、ローカを抜けた。
(ここまで、45分)

 中々、楽しい谷だ。
 しばらく河原がくねくねと続き、低い壁の底に、釜を持った2mと5m、2mに瀞に掛かる1mと、この辺りになると、皆ジャボジャボ。
 又、河原になり、倒木が谷を塞いでいるので、右岸の道を歩く。
 倒木が一本、橋のようにかかっている釜は、綱渡りよろしく丸太渡り。
 左から、岩盤を滑る5m斜瀑、続いて10mナメ滝を入れると、本流には8mナメ滝。
 1mの先で、右から3段10mを入れ、本流はゴルジュになる。
 5m、3mのナメ滝で、正面に苔生した蔦の下がる大岩が塞がっている。
 淵に小魚がいっぱい居るので、日下君が釣り針を出して、指で引いてみる。餌がないのでバナナ。魚は、興味深そうに突付いているが食わない。餌をチョコにする。一匹がス〜っと近づいて、パクッ。10cm程のドロバエだった。チョコは谷では必携だ(^^ゞ
 さて、大岩の下をくぐると、10mのナメが走って、谷は左折する。
 3m、釜を持った3m、右に曲がって3m斜瀑、左に曲がって10m斜瀑、ナメでゴルジュを抜けると、左から15m斜瀑を掛けてルンゼが入る。

 右に曲がって、ナメから多段5mで、又、左に5mを掛けるルンゼ。
 谷は右へカーブして、ナメから5mナメ滝、2mで、右の岩盤から20mが落ち、くねくねと曲がって、ナメから3mナメ滝で、正面、70m程の岩倉にぶち当たる(゚.゚)
(ここまで、1時間20分)

 右に15mを掛けるルンゼが入り、正面の壁は15m程濡れ、本流は左。狭い壁の隙間に、2つの釜が続き、2段15mが落ちている。釜をへつって行くが、何重にもかかる蜘蛛の巣に行く手を阻まれる(^^ゞ
 へつりで水際から離れたキンゴが、えらく苦労しているが、滝は快適に登れる。
 右に曲がって、ナメから3mナメ滝を越えると、周りを壁に囲まれた30mが右から落ちていた。どうしようもないので右から巻いて水際に降りると、その上にも斜瀑が続き、都合2段40mの大滝だ(^_^)v
 その先、トユ状10mナメ、3mナメ滝でゴルジュを抜ける。一本登れなかったが、素敵な核心部だ。

 この先、岩間の2m、Y字6mから綺麗な岩盤の上を、ナメ、3m、2m、3m、5m、ナメ、5mナメ滝、左に岩盤を滑る10mを入れ、トロに掛かる3m、左の支流からの3mを見て、ぐっと右にカーブして、ナメから3m、15mナメに3mと続く。
正面にルンゼを入れ、左に曲がると、黒い岩盤のナメが20m程続いて、河原になる。
 右に大ガレを見て、頭上にケーブルが渡っている先で溯行を終了する。
(ここまで、50分)

[下山]

 次のルンゼを右に登る。正面が大ガレなので、左又を取って登るが、これも倒木に遮られ、右の植林尾根をエッチラオッチラ登って、稜線。
(ここまで、35分)

 稜線には、杣道が通っている。右に折れて下っていくと先に小屋が見える。
 丁度、ガレの上のコブで、線取り場跡と小屋が3棟建っていた。更に、杣道を辿り、独標834は、畑?山と言うらしい。
 ここから、左の尾根を下る。150m程下ると、南に下る尾根の道が怪しくなり、西に巻くように踏み跡があるのでそちらを辿ると、風折川の支流に出た。

 すぐ右に支流(こちらが本流か?)を合わせる。
 スラブを130m程下ると、谷は右に曲がりガレになる。と、すぐ、右に道が出て来るので、それを辿って本流に降り立った。
(ここまで、1時間10分)

 対岸には石垣の道がある。大きな古木が赤い斑の肌を見せている。
 本流に、大岩が屋根のように被さる淵があったので、水浴びをしてさっぱりと汗を流し、立派な橋のかかる道を少しで、林道終点。カーデポへはすぐ。

 気分の良い谷行きであった。
(ここまで、15分)

[後記]

 あまり案内されていないが、日帰りで気楽に行ける楽しい谷である。
 まだまだ、知らない所がいっぱいあるなぁ〜


      


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