本沢川、黒倉又谷 報告:たこやき
〜 魔法使い・修行の旅 〜

 誰かに○○と言われながら、今回ついにその証明か!インターネットで調べたら、いきなり泳ぎのある沢らしい。「泳げたこやきくん」になってしまうのだろうか....??
 

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【日  時】 4月15日(前夜発日帰り)
【場  所】 本沢川、黒倉又谷
【天  気】 快晴!!  
【地  図】 大台ヶ原山
【メンバー】 キンゴさん、Taq さん、たこやき
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 天気予報は快晴だった!ばんざ〜〜〜い!これなら泳げるかも....
と思ったが、天気が良すぎて、放射冷却で夜は寒かった。しかもテントはなし!魚つり公園は、屋根があるので、まあええっかぁ〜!と思ったが、やっぱり寒い!結局シュラフだけで野宿となった....。

 翌朝、天気は抜群だったが、やっぱり寒い!寒さで6時前に目が覚めたゆうべは夜中に着いたので気づかなかったが、魚つり公園の桜は満開ですごく綺麗だった。のんびり朝ご飯食べて出発。

 とりあえず、筏場に到着。用意して、しばらくは大台ヶ原へ登る登山道を歩く。すごく気持ちのいい登山道で、ここから登るのもいいなあと思ってしまう。

 10分ほどで、黒倉又谷出会いの橋に到着!橋を渡りきったところから巻道があって、そこをちょっと行くと、いきなりでっかい淵!エメラルドグリーンの水がすんごく綺麗!その先に左から右へ斜瀑5mがかかっていて、その斜瀑に平行に覆い被さるように壁がせり出している。

 水は冷たそう〜!勇者は泳ごうと言うが、トルネコは膝上まで浸かって断念!私も膝あたりまで浸かってみたが、冷たいよ〜〜〜!手足がちぎれると言うほどではなかったが、それより取りついても、あの滝を登れそうにない!「終わりの方だったらな〜」と言いながら結局巻く事にする。
 勇者は足をつけなかった!

 そのすぐ次に、続いてまた綺麗な斜瀑8mがかかる。50度くらの微妙な傾斜だけど、つるんつるんで上までいけそうにない!これも巻く(^^;
沢沿いの巻道はしっかりしていて、そこからその次の7mくらいの大きな滝が見えた。この滝から沢は右へ曲がっている。この滝をすぎたところで、ようやく沢床におりた。
 
 ここからは、3〜4mくらいの滝と釜が続いて、とにかく面白い!
 でも、しばらくいった先の5,60m続くすんごい綺麗なナメ床のインパクトと下りのインパクトが強すぎて、順番は忘れてしまった(^^;

ナメ床のところでは、お日様が当って、もうめちゃくちゃ気持ちいい!
 ここで1回目の休憩!昼寝には早いが、寝るにはもう絶妙な傾斜だから寝転びたくなってしまう!横でサラサラ流れる水が、すんごく綺麗〜〜!

 ナメ床が終わると、また釜を持った滝がいくつか出てくる。いくつか釜をへつるところがでてくるが、なんとかクリア!それでも、膝上くらいは、しっかとはまっている。でも10時を過ぎると本当に暖かくなってきて、濡れるのも全然気にならなくなる。

 この沢は、地図ではわからないが、右に左にと、けっこう細かく折れ曲がっているみたいだ。新緑にはまだ早く、広葉樹はまだ葉をつけていないので、沢にはよく日が当って、まぶしいくらいだ。

 2回目の休憩の後、ちょっと行くと、アマゴ釣りに来ている人が居た。人の気配がすると、逃げてしまうらしいので、離れたところでしばらくじっと待つが、待っているほんのちょっとの間に3匹も釣りあげている
 すご〜〜い!私には全然見えてないが、けっこういるみたいだ。

 休憩してすぐだったが、しばらくそこで動けなくなる。そのうちおじさんも私達に気づき、ちょっとずつ遡っていくのと、同じペースでちょっとずつ前に進む。でもこのままだと、いつまでたっても先へ進めないので、ある程度のところで、おじさんに近づき、なるべく水の中には入らないってことで、先へ行かせてもらう。

 この先はゴーロ帯が続く。できるだけ水に浸からないように行こうと思うがなかなかスタスタとは行かず、つい水の中に足を突っ込んでしまう(^^;
もう滝はないのかな?と思っていたら、10mくらいの大きな滝が出てきた左岸を巻いて落ち口にでるが、2段になっていて、そのまま巻きあがる。

 そこからはまたゴーロ帯だ。しばらく行って、3回目の休憩!お昼ご飯にする。これだけ暖かいと、濡れていても寒くない。
 
 沢は、この先もまだまだ長そうだが、しばらく行くと、自然林から何故か植林に変わる。なんで植林なんかにしてしまうんだろう?大きな岩を過ぎた後、ちょっといくと壊れた植林小屋があり、ここで登りは終了。

 滝も一杯あって、釜も一杯あって、水も豊富で、本当に真夏だったら、どこででも泳げそうなところなんで、もう1度行ってみたいところだ。
 小さな滝も、変化があってすごく楽しかったが、下りがあまりに強烈だった為、記憶はぶっとんでしまった....(^^; 

天気も最高で、心地良く遡行も終わった。これで後は気持ちよく下山し、入之波温泉にどっぷり浸かって、乾杯して終わるはずだった....。

 だがしかし、修行はこれから始まるのであった......

 杣道が植林小屋のところからあるはずだが、見つけにくいと、ガイドには書いてあった。でも、それはすぐに見つかった。釣りのおじさんが、道が悪いと言ってたが、最初ほんの少しだけ、ガレていただけで、あとは、はっきりくっきり、快適な道だ。

 植林の中を気持ちよく朽ちかけた、丸太の橋を渡ったりしながら、どんどん進んでいく。落ち葉が一杯でフワフワですごく歩きやすい。

 でも、何故か標高は下がっていかない??
 それよりも、少しずつ上がっているような......。

 そうこうするうちに、黒倉又谷と白倉又谷の間の尾根に乗っかってしまった
 稜線にでると、景色もよくって、風も心地良く吹いていて、快適だ。

 尾根をずんずん北に向って下って行くと、最初はそれほどの傾斜でもなかったのだけど、そのうち、道は道でなくなり、どんどん傾斜がキツクなってくる。70度近くの傾斜をビビリながら、どんどん降りていくと、とうとう切れ落ちたところに出てしまった。

 杣道は、もちろん地形図にも載っていないし、テープも巻いてない。
 使われなくなってかなりたっているのか、踏み後もわからなくなっていたどこかに、分岐点があった?のかもしれないが、全然気づかなかった。

 こんなとこ、手と足だけで降りれないよ〜〜!
 戻るに戻れないので、下のちょっとだけ平に見えるところまで、懸垂で降りた。

 目で見える範囲は、まだ比較的傾斜がゆるやかだ。でも先はわからない。
 ちょっと先をのぞきにいくと、まあ、なんとか行けそうだ。

 再び下りはじめる。だが、またすぐに傾斜はキツクなる。
 つかみたい立ち木は、腐っていたりするのもけっこうあって、怖いよ〜
 再び斜面がどんどん立ってくる。

 距離は短いかもしれないが、修行中の私はそんなにスタスタ下れるわけもなく、めちゃくちゃ時間がかかる。にっちもさっちも行かなくなって、
 シュリンゲを木にひっかけながら、なんとかちょっとずつ下るが、いっこうに傾斜が緩やかになる気配がない!

 そうして、また完全に壁の上に来てしまった。下を見ると、どうやら白倉又谷の支流みたいだ。壁の上から水がしたたり落ちている。
 支流の右岸は傾斜のものすごくキツイ植林帯だ。左岸も傾斜がありそうで支流も見えているところは比較的緩やかだけど、その先がわからない。

 でも、とにかく降りるしかない....(^^;
1回の懸垂では沢まで届かないので、途中の立ち木を支点にする事にして2回の懸垂で沢に降り立った。

 水はほとんどないが、なんかヌルヌルだった。
 見えている先のところまで、勇者が偵察に行ってくれた。
 
 下の方から「行けるで〜〜」と声がしたので、ちょっとずつ下りていく。
 ヌルヌルの沢下りだ。

 倒木なんかが一杯あるので、そんなのをひっつかみながら、下りていくがとにかく怖いよ〜〜〜!ビビリが入るので、どうしても腰がひけてしまう
 登りではないので、呪文を唱えても、上からロープは出てこない(^^;

かなり下ると、ようやく先の方に、白倉又谷の本流と、白い岩が見えてきた!後ちょっとだぁ〜〜!

 最後の方でいかにも滑りそうなところを渡らないといけなくなって、固まりそうになったが、とりあえず、なんとか一歩ずつ、足を置いてクリア。ようやく本流に降り立った!!

 沢の向いには林道が走っていて、何故か林道にあがるハシゴがかかっているではないか!やっほぉ〜〜〜〜!
 ドロドロと、冷や汗と、暑いのとで、思わず腰まで水に浸かった!
 気持ちええ〜〜〜!!

 地図をじっくり眺めると、最短の壁コースをわざわざ選んで下りてきたみたいだ。下から眺めると、どこからどうみても壁だった(^^;

林道をたどり、駐車場に4:30頃到着!
 無事にたどりついてしまうと、先ほどの恐怖も忘れ、どうにかなるもんだ....とゲンキンにも思ってしまう魔法使いであった(^^;

着替えて、楽しみにしていた入之波温泉へ直行したが、5時で終わってしまっている(;_;)
 これがなくっちゃ、終われないよ〜〜〜!

 もうちょっと遅くまで開いている温泉はないかと、円の亡者さんに携帯でメールして、中荘温泉を教えてもらい、吉野へ直行する。
 ギリギリセーフで温泉に入れた!(^0^)

 雲一つなく、最高の天気の中、沢は最高に綺麗で、楽しかった。
 下りは、恐怖の連続だったが、それでもやっぱり面白かったと思ってしまう
 私は、病気かもしれない....と思うのであった....(^^;

 勇者・キンゴさん、トルネコ・Taq さん、内容の濃い1日をありがとうございましたm(__)m

 今回獲得した経験値は、48。レベルはまだ5のままかな!


      


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