飯高・櫛田川・唐谷 報告:たこやき

 飯高の迷岳につきあげる唐谷ってええとこらしい!でもいつもの変態軍団はどうやらみんな経験済み。
例会で話が出てたそうだが、気がつかずに、てるさん達からもおいてけぼりをくらってしまう....行きたいよ〜〜〜〜と思っていたら、佐野さんが、 「水遊びしません?」こう言うのを、「棚から牡丹餅」と言うのだろう....

 間髪入れずに「唐谷!」「あ〜そこ行った事ないなぁ〜」「ラッキー!!」
 かくして、唐谷行きが決まった。佐野さんが行くなら、当然愛人もやってくる....シメシメ!(何がシメシメなんかようわからんけど....) 新たなる超変態トリオの結成となった......

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【日  時】 7月15日(日)前夜発日帰り
【場  所】 飯高、櫛田川、唐谷(奥の二俣まで)
【天  気】 晴れのち曇り
【地  図】 七日市
【メンバー】 佐野さん、山口さん(以上囲炉裏)、たこやき
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 人間GPSも道路ではダメらしい。ええかげんなナビが付いた為、道を間違え事の他時間がかかってしまう(^^;

 ようやくスメールのちょっと上、遊園地横の駐車場につくと、満天の星!
 なんて綺麗なんだろう!おぼろげながら天の川も見える!こんなにたくさんの星を見るのは久しぶりだ。山口さんからお星様講座を受け、ちょっと感動!
 ホンマに何でも知ってるおっちゃんや!
 夜空を肴に宴会して、盛りあがるのだった。

 翌日は5時前起床!やっぱりおっちゃんの朝は早い!私はまだ半ボケ状態であくびばっかり....(^^; のんびりと準備にかかる。先週同じところをてるさん達が遡行した。しかも2段60mの一の滝を登ったと聞いて、佐野さんが燃えている!

 ギア類を点検して、6:15出発!(この後はおりてくるまで、遊ぶのに夢中で誰もほとんど時計を見ていない....(^^; )

駐車場のすぐ横から登山道がついている。途中飯盛山への道が右から入るがそのまま谷沿いに進んで、しばらく行ったところから入渓。朝が早いのと、北側斜面にある谷なので、なんとなく暗い。

 それでも、真夏の天気だからか水に浸かっても、全然冷たく感じない。
 黒っぽい岩が多く、5,6mまでの滝が続くが、どれも快適に登っていける
 小1時間ほど歩くと、ちょっと傾斜が強くなったゴーロになり、その上に大きな滝がチラっと見えた!一の滝だ!

 下段の20mが、すごい迫力でせまってくる!てるさん達、こんなとこ登ったんだ〜〜!すごい〜〜!この時点では、はなからこんなとこ登るとは思ってもみない一同であったが、左岸の草付きを登ると、トラバースして滝に、近づける。近づいてみると、20mの落ち口が見える。2段となっているが3段だ!5,6mの滝が60mの間にある。

 てるさん達も、ここから登ったみたいだ....となると、佐野さんに火がついた!「行きましょう!」えっ!つるつるやん!どこ登るの?と思っていたが滝の右側がちょっと幅広の溝のようになっていて、途中から、水流のある方へトラバースするみたいだ。

 草付きから、小さい釜へ佐野さんが下りる。滝に取りついて、途中でフレンズを1個、ハーケンを1枚打って(そのすぐ下にも残置が1枚あったが)ランニングをとって、難なく行ってしまった。次は私だ。ズリ落ちたらどうしよう!と思いながら、釜の中に下り、滝に取りついた。

 トラバースするあたりで、ちょっとビビったが、ランニングのヌンチャクを引っつかんで、何とかクリア!行けるもんや....。落ち口についたら、その上に広がる40mは、すごかった!

 幅も20mくらいはくらいはあるだろうか?末広がりのようになっていて、ものすごい迫力だ!すごい〜〜!
 山口さんもすぐに上がってきた。太っ腹の佐野さんは、さっきのところにチタンのハーケンを残置したみたいだ。 

 今度は山口さんがトップで行く。
 下から見ていると、斜瀑なので、さっきよりは気分的に楽そうに見えた....(....あくまで見えただけだが....)
数メートル登ったところでフレンズをセットしようとしているが、なかなか引っかからない。それでも、着実に高度を上げていく。

 滝の中ほどでバンドになっていて、シャワーを浴びながら、左の方へと渡って行く。渡った先で、ランニングのハーケンを打っていたが、手元が滑ったのか、カランコロンと言う音と共に、1枚のハーケンは消えていった....

 もう一度、ハーケンを打った後、またちょっとバンドを戻り気味に上へ上がり、そこから何故か一番難しそうな、ど真中を登ろうとしている。かなり長い時間、逡巡しているようだったが、再びそこにハーケンを打ち出した。

 ハーケンにシュリンゲをかけて、あぶみ代わりにするみたいだ。あぶみに足をかけながら、色々と考えているみたいだが、それでも少しずつ、少しずつ視界から消えていった。

 どれくらい時間がたっただろう?ようやく上からGOサインが出る。じっとしていた上に日が射しこまないので、めちゃくちゃ寒くて体も固まっている。
 アッセンダーをセットして、覚悟を決める。いっくで〜!ちょっと登りかけたが、はっきり言って、苔が一杯でけっこうヌルヌル。お まけにホールドがない。怖いやんかあ〜〜〜!覚悟とは裏腹に、心臓はバクバク言いっぱなし....。
 
 ホンマに上までたどりつけるんやろか?もうこの際なんでもありと、ザイルを引っつかむ。なんとかバンドのところまでたどり着いたが、どしゃ降りの雨の中に立っているようなもので、目にも水が入り、コンタクトはウルウルになって何も見えないは、冷たいは、痛いはで、どうせえ〜っちゅうねん!
 頭の中は真っ白になる....が早くどしゃ降りから抜け出したい!

 バンドを渡って、ランニングを付け替え、もう一度シャワーをくぐり、少し上へ上がった。が、助役コースが登れそうもない。それより濡れたくない。
 体が冷えているので、足も思うようにあがらない。そのすぐ左を登りかけるが、ここは水は流れていないものの、もっとヌルヌル。半ばごぼう状態で、ザイルを引っつかんでかろうじて切りぬけ、ようやく助役がビレイしているところまでたどりついた。はあぁぁ〜〜〜〜〜〜〜。体中の力が一気に抜けていく。

 た 「め〜〜〜っちゃ怖かった〜〜!」
 山 「せやろ〜〜!わし泣きそうやった〜」 
 た 「ようあんなとこ、トップで行きますよね!すごい〜えらい〜!」
 山 「今までで一番怖かったわ!!」
 た 「やっぱり!」
 山 「泣いて許してもらえるんやったら、なんぼでも泣いたわ!」
 た 「やっぱり変態や!」

 安全地帯へ行って、ホっと一息つくが、待っている間も寒くて震えがくる。
 しばらくして、佐野さんが、右岸の立ち木の方から現われた。バンドから上は、みんな違うところを通ったみたいだ。残置を回収に佐野さんがもう一度懸垂で下りて行くが、ここにも1枚ハーケンが残る事になった。

 すぐ上に、トユ状の上ちょっとねじれた滝があったが、トユを渡り、左側から登って、しばらく行ったところで、大休止。
 ぼちぼち日が当り出して、冷えた体も暖まってくる。ようあんなとこ登れたなあと感慨にひたる。

 ここからは、大岩の間をくぐりながら、いくつかの滝をこえると、壁のような12mの滝が出てくる。水流は右端にあって、倒木が滝の横に立てかけてあるようだが、ここは左岸から巻いた。

 この上にニの滝がある。堰堤のような滝だ。まとめて巻いて、そのすぐ上の7mくらいの滝の中ほどから滝の右側に下りてきて、壁のそばを登る。

 ここから二俣までと、二俣をすぎてしばらくは、快適なナメ滝が続く。
 どこでも登れて、気持ちがいい!
 
 心地いいナメ滝を越えると、三の滝、50mがドド〜〜ンと迫ってきた。
 滝の真下のところが階段のようになっているので、そこまで行って水浴びをする。一の滝と違って、水の当りも柔らかくて気持ちいい!
 記念撮影してもらう。

 休憩の後、右岸から一気に巻きあがり、上の杣道へ。杣道を行きすぎかけたが、三の滝の落ち口が見れそうなところから、下りて行く。
 落ち口のそばに立ったが、怖いので下を覗けるようなところには行けなかった......(^^;

 この後も、3m、6m、といくつかの滝を登っていくと、ようやく植林小屋のある二俣に到着!ちょっと天気が崩れかけ、通り雨がパラつくが、すぐにやんだ。ここで遡行終了!ホっと一息。おやつを食べて、下山開始。

 快適な杣道を、ずんずん下るとポンと林道にでてしまった。
 ここからは、延々と林道歩き。林道がかったるいな〜〜と思った頃、スメールの山上遊園地が見えた。

 林道の上から眺めると、なにやら面白そうなものがある!「なんちゃらリユージュ」となっていて、雪遊びのソリのでっかいバージョンにハンドルがついていて、レーシングコースのような坂道が下の駐車場まで続いているではないか!

 乗りた〜〜〜〜〜い!!
 しかし、ドロドロ、ビチョビチョ、ジャラジャラにヘルメット!
 乗せてくれるやろか?

 林道はグルっとまわってついていて、遊園地へはゲートが閉まっていたが、かまわず乗り越えてしまう(^^;
ニッコリ笑って、おにいさんに交渉すると、乗せてくれるらしい!
 やったあ〜〜〜〜!(1回500円です)

 ヘルメットがいるみたいだが、かぶっているので当然そのまま(^^;
ザックはリフトで下ろしてくれるそうだ!

 3人並んで、暴走バトルが始まる事になった......
 コンクリートのでこぼこで、お尻が痛いが、とにかく面白いぞ〜〜〜〜〜!
 調子よく行きかけたが、途中で助役に抜かされてしまう....クッソ〜〜〜!
 助役トップでゴール!2番手たこやき、最後は佐野さんで、長い林道歩きをパスして快適に駐車場へたどりついた(^0^)V

 最後の最後まで、ホンマによう遊びました!!
 佐野さん、山口さん、お付き合い頂いてありがとうございましたm(__)m
 一緒に遊んでいただいたおかげで、普通なら登れないような滝を登る事ができました。天気も良かったし、よく遊べて最高でしたね〜!


   


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