大又川・石ヶ平谷 報告:たこやき
GW前半は、また喪服を着る事になってしまった....(;_;)
後半くらいは遊ばねば!!
最初行きたかった奥の平は、ちょっと過激な登りになりそうなのでパスすることに....(^^;
島流しからようやく帰還したKUROさんをそそのかして、去年行きそびれたヌタハラ谷へ行こう!って事になったが、なんだか4日の天気がアヤシイ....(^^;
「ザイルが濡れたら重いからイヤ!」とのたまわれるので、綺麗で簡単?やと言うKUROさんのお薦めで、石ヶ平谷に急遽変更!
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【日 時】 2002年5月3日〜4日
【山 域】 大又川、石ヶ平谷〜薊岳〜明神平〜大又
【天 気】 3日、晴れ!4日、雨のち曇り時々晴れ?
【地 図】 大豆生
【メンバー】 KURO、たこやき
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そんなに難しくないし、巻き道もちゃんとあるから....KUROさんの言葉を信用し朝はのんびりと出発(^^;
軟弱な私達は明神平で1泊して宴会の後、翌日は日頃の睡眠不足を解消すべく、グ〜タラする予定だったので、大又の駐車場に車を止めて、出合まで歩く。と、出合は橋を過ぎたらすぐだった。
前は、イバラの道をかき分けかき分けだったそうだが、今回はそれほどでもないみたいだ。しばらく行くと、すぐに小滝が出てくる。2mほどだが、左はズルズルといきそうだが、KUROさんが取り付く。で、固まっている......(^^;
なんかやらしそう....と思って右側から行こうと思うが、いつもよりちょっと重いザックをかついでいるので、最初の1歩がちょっと厳しい。ザックを置いて登りかけたら、「あっ!」ズルズルズル〜〜〜ドボン!と、お見事にもKUROさんがはまってくれた〜〜〜〜(^0^)v
ま、長い事雪国におってんから、水にも浸かってもらわんと....(^^;
結局、ここは前も右側から登ったらしく、なんとかクリアして先へ進む。
次から次へと、小滝が出てきて楽しいが、伐採した樹がけっこう散らばっていて前ほど綺麗やないそうな....でも、楽しいけど。
例によって、時間も気にせず、記録も取っていないため、細かいところの記憶はテキトーである......(^^;
小さな滝は、どれもそこそこ登れるが、あまり人が入っていないのか、前は明確だった巻き道は、土が流れてか、けっこう曖昧になっている。
3段20mは左側を巻く。これを過ぎると2段20m。下段は斜瀑になっていて迫力がある。下段をなんとか登って、上段を巻いた。ここも巻き道はもともとは左側のようだが、崩れているようで右側からだった。
しばらく行くと、何故か堰堤が2個。
お腹が減ってくるが、適当なところがないので、ひたすらエッチラオッチラと小滝をこえていく。
今日はすこぶる天気がいい。ホンマに明日天気悪いんやろな〜〜〜と思いつつ御機嫌で登る。
しかしペースは遅い(^^ゞ
湧き滝が左から落ちて、3本に分かれているところにやってくる。
2段になっているところの上段がが、どうしても登れない。巻き道を捜すが、前は簡単に巻けたはずの道がない!
KUROさんが行きかけるが、最初の2,3歩がやらしい。
ふと下を見ると、ちょっと戻ったところに道らしきものが....
一旦下って、登っていくとどうやらなんとか行けそう。しかし、上まであがって見ると、急な傾斜のやらし〜〜〜〜いトラバースをしないと行けない。
待っているとKUROさんが上がってきて、なんとかトラバースをクリア。
ロープを出してもらって、なんとか事無きを得る(^^;
湧き滝は、とっても不思議な雰囲気だった。晴れてカラカラなのに、これだけの水を土の中に溜め込んでいるのかと思うと、自然林の偉大さにちょっと感激する。
真ん中の涸れた谷のところに、「薊岳まで1時間、石ヶ平コース」と言う札がかかっている。ホンマに後1時間なんやろか?
ここから先はもう水がない。
涸れた谷を延々とつめて行く。杣道がジグザグになってるから、そんなに急やないよ....とKUROさんは言うが、どっから杣道なん??
傾斜はどんどん急になる(;_;)
右側の尾根に一旦登るが、ここも急で杣道はない....どこなん???
横の谷を見ると、まだこっちの方が、傾斜がなさそに見える。
で、また谷へ降りる。
延々と谷をつめる....が、谷もズルズルで過激になってきたので、もう一度右側の尾根に登る....杣道はどこなん??
急な斜面を延々と樹を頼りに登っていくが、しんどいよ〜〜〜〜〜!
稜線が見えてきたが、そこまでが遠い!!
もう杣道案はあきらめた(^^;
が、稜線はいつまでたっても近づいてこない....(^^;
それでもようやく稜線にたどり着いたら、ほんのちょっとで薊岳山頂やった。
ほとんど直登!
結局分岐のところから、1時間半かかってしまった....(^^;
暑い〜〜〜〜〜〜!ここで初めて今3時だと自覚する(^^;
空は晴れわたり、360度の展望は最高。
ホンマに明日、雨なんやろな〜〜〜!<気象庁
心地良い登山道を、明神平へと歩いていく。登山道は偉大だぁ〜〜〜!
稜線の道は気持ちよく風が吹いていて、少しずつ葉をつけた木々の新緑がまぶしいくらい。
明神平に着くと、先客のテントがチラホラと賑やかだ。
原生林の新緑がめちゃくちゃ綺麗〜〜〜!
下戸2人の宴会なので、コーヒーとお茶しか出てこないが(^^;
風が出てくるが、いっこうに天気が崩れる気配がない....気象庁のウソツキ!
が、夜になって雲が出てくる....夜中には結局雨が降った....
気象庁はかろうじて、ウソツキの汚名を返上する事になった....(^^;
翌日は朝遅くまでまで爆睡(^^;
風が強くて焚き火ができなかったので、翌日は濡れた靴下と靴を再び履く事に(;_;)
ま、のんびり下って、温泉に浸かって軟弱沢登りは無事に終るのであった(^^;
KUROさん、お付き合い頂きありがとうございました!
いきなりのドボンは、去年武闘家会心の一撃を出してくれなかったので、がバンザイものでした(^^)