憧れの池小屋山〜!! 報告:たこやき
沢にはしょっちゅう行くようになったが、相変わらずスタミナはないような気がする....。夏に向けてたまには山登りもしないとな〜〜と思っていた。
行きたい、行きたいと思いながら、ず〜〜っと残してあった池小屋山へ行こう!!ポロっと口から出たら、じゃあ一緒に行くわ!とパタパタとメンバーが集まってしまった。みんな歩くの速いやん!水のないところでちゃんと歩けるんやろか?と不安になりつつ、土曜日の夜りかあさんが、迎えにきてくれたら、パルプさんも飛び入り参加してくれた!
----------------------------------------------------------------
【日 時】 7月8日(日)前夜発日帰り
【山 域】 飯高、宮の谷〜池小屋山〜江股の頭〜野江股谷と江馬小屋谷出会
【天 気】 曇りのち晴れ!
【地 図】 宮川貯水池、七日市
【メンバー】 パルプ、Taqん、BAKU、りかあ、たこやき
----------------------------------------------------------------
★宮の谷〜池小屋山山頂
夜の宴会は秘密基地だった....。1人だったらお化けがでそうだから、絶対に入らないが、雨が降ったときには最高だなあと思った。
宴会の間中、山スキーの話で盛りあがる!....サワノボリモ、オモシロイヨ!
このメンバーなら、寝過ごす事もないだろう(^^;
いつもの事だが、寝不足のまま5時頃起床!パタパタと朝ご飯を食べて宮の谷の駐車場へ。車はもう一杯だった。沢登りの準備をしているパーティばっかりだ。谷を遡行するんやろか?
今日は水には浸からないんだ....と言い聞かせながら、久々のトレッキングシューズを履く。6:15出発。
宮の谷からの登山道は整備されていて、橋なんかもちゃんとついていて、歩きやすい。沢沿いなので、それほど一気に標高が上がる事もなく、順調に歩いていく....が、もうそろそろ休憩かなぁ〜?と思うけど、トップを行くパルプさんは、ずんずん行く!さすがにパワフル!
そのうち、心臓がバクバクしてくるし、どうしよ〜〜!と思ったら、ようやく高滝前で休憩。7:05
50mくらいはくらいはるだろうか?すごい立派な滝だ!
この滝を巻く登山道はかなり急な登りで、道もトラロープなんかがかかっていて、ちょっとやらしいところ。下りたくないな〜〜。
ひ〜こら言いながら、巻き終わり、その上の猫滝も一緒に巻いたところで、また河原の登山道になる。
しばらく歩くと、奥の二俣に着いた。7:45
ここから山頂までは、急登の尾根歩きらしい....。ちょっとだけ、ゼリーを口にほりこんだ。10分ほど休憩する。バテたらどうしよ〜と思いながら、登り出したら、やっぱりしんどかった(^^;
パルプさんはずんずん行く!すぐに見えなくなってしまった。残りの4人は私に合わせてゆっくり歩いてくれるm(__)m
とりあえず、止まらないように歩いていく。
300mほど登って休憩。原生林の中を吹いてくる風は、本当に気持ちがいい!この時期に登ったら暑いかも....と思っていたが、新緑で覆われているので、どこでも心地良く陰になっている。
ずんずん登って行くと、少しずつ傾斜が緩やかになってきた....だが、しんどいのには変りない(^^;
足もとが、笹原になってきたところでパルプさんが待っていてくれた。
山頂はあと少しかな?ひ〜こら言いながら、ようやく山頂!9:45
本当に静かで美しいところだ。360度原生林!
汗をかいたからか、山頂に吹く風は寒いくらいだった。この清涼感は、絶対に街では味わえない。
ここで大休止。
パルプさんが、すいかを出してくれた!うわ〜〜〜〜い!最高!めちゃくちゃ美味しい〜〜!他にもビールは出てくるは、美味しいテーブルロールサンドまで、御馳走になるわで、ドラえもんのポケットみたいだ。
剣岳を日帰りしようかなあ....とかゆうてはるし....ここにも変態はいるのだった(^^;
元気なおじさん2人は、ここでりかあさんによって「ハンドレッドブラザーズ」と名づけられた。もう1人はもちろんTaq
さんです。
そして、ハンドレッドブラザーズは、この後も威力を発揮するのであった。
★池小屋山〜江股の頭
今回のようなメンバーで歩くと、なんか全然体力がないように思っていたがりかあさんに、「全然遅くないよ」と言われ、ほんまかいな?と半信半疑だったが、「この時間なら江股の頭まで十分行けますよ」とパルプさんが言われるので、もひとつのピークの江股の頭まで行く事に。
稜線歩きに、ちょっとわくわくしてしまう。1/25000の地形図では破線のないところだ。30分程休憩した後、出発。原生林の中のゆるやかな登り下りは、本当に気持ちがいい。晴れているのに、直接日は当らないし、誰もいなくて、貸しきり状態!ふと立ち止まって見ると、本当に奥深いところだなあと改めて思ってしまう。
1箇所、綺麗なピンク色の花も咲いていたが、何の花かはわからなかったなんてええとこなんやろ〜〜〜!と、自己陶酔しながら、東へと稜線をたどっていく。1223のピークを越えたあたりで休憩。11:45
江股の頭に向って北へ行くのだが、ここの鞍部が見つかりにくいそうだ。
一気に150m下って、また一気に同じだけ登り返さないと、いけないみたいだ。このあたりだろうと、下っていくが、途中で赤テープが見当たらなくなってしまう。
地形図片手に、みんなちょっとウロウロする。地図を読むのって本当に難しい。最初少し西へ行きすぎて、東へと戻るのだけど、私には目の前に見えているのが、江股の頭のように見えて、もっと西の方だと思っていたのだが、鞍部からは、江股の頭は手前のピークに隠れて見えないので、正解はやっぱりもっと東の方だった。
パルプさんや、Taq さんの正確な読図に感動してしまう。
1人で来たら、遭難間違いなしやな〜〜と思ってしまう....(^^;注意力が足りんな〜〜もっとお勉強しなくっちゃ....。
鞍部を捜すのに1時間、そこからトラバース気味に登り返し、一旦尾根に乗ったが、また赤テープがなくなってしまう。ずんずん行くと、岩壁にぶち当ってしまい、左へ左へとまわっていく。ちょっと急な傾斜になるが、とりあえず上に出れそうで、Taq
さんが偵察に行く。
落石が危ないので、1人ずつ登る。かなり急傾斜だった。
無事に通過して小さなピークを超えると、ようやく江股の頭に到着(^0^)V
13:45
ここもやっぱり、静かで綺麗なピークだ。
紅葉の時期も最高やろうな〜〜と思う。原生林の中にいると、ホントに空気が美味しいと感じてしまう。色んな樹があって、みんな何百年も生きているような立派なのばかりだ。何時間居ても、きっと飽きないだろうと思ってしまった......。
★江股の頭〜野江股谷と江馬小屋谷出合
ここからは、私には恐怖の下りだ。
と思ったら、後少しまだ登りが残っていた(^^;
もうないと思っていたのか、りかあさんはちょっとショックだったらしい..
でも、ショックなわりには、めちゃくちゃ元気!
1226ピークまでひと登りし、そこから一気に尾根道を下っていく。
しばらくは、ゆるやかな下りで、ふかふかの斜面を下っていくと
ナンの木平に着いた。14:05
ひときわ立派な樹があった。お昼寝したいような
ところだ。でも、誰が命名したのか、ナンの木平は地図には載っていない
で、あれは何の木なんやろ??
ここからは、豪快に下っていくばかりだった。
ハンドレッドブラザーズは、めちゃくちゃ元気!ビ〜〜〜ルだぁ〜〜!
と叫びながら、あっと言う間にいなくなった。
下りの苦手なたこやきは、なかなかペースが上がらない。
これでもか....と言うくらい下ったら、ようやく植林帯の杣道になった
これだけ下ると、さすがに気温も上がるのか、蒸し暑さを感じてしまう。
かなり下ったと思ったが、まだまだあった(^^;膝はガクガクになってくるし、思うように足が動かない....(;_;)
植林帯を過ぎると、また自然林の下りになる。
ようやく川の音が聞こえてきて、ホっとする。
ホっとはしたが、まだ下りは終わらない。元気なりかあさんが、車を回収しに行く為に、先におりてくれたm(__)m
ヘロヘロになりながら、ようやく出合に到着!15:20
川の水で顔を洗ったら、スッキリした!今日は1回も浸からなかったが不思議と恋しいとは思わなかった。
林道をえっちらおっちら、歩いていくと、蓮川と江馬小屋谷の出合のところの道路でパルプさんが待っていてくれた。15:40
りかあさんとTaq さんが、車を取りに行ってくれている間、道路にへたり込んで休憩!久々に長い道のりやったけど、ホントに気持ちよかった〜!
皆様ゆっくりペースにお付き合い頂きありがとうございました!
特に、スイカにお昼ご飯!御馳走していただき、ありがとうございました!
パルプさんが参加してくれはったおかげで、行けないと思っていた、もう一つのピークへも行く事ができて、めちゃ感激しました〜!
皆様、また遊んでくださいね!