焼岳爆裂火口ツアー 報告:丹

 ほんまに久方ぶりの山行報告。。。というか山行です〜(--;)
 いや〜、人間さぼっているとこんなに辛くなるんや。。。

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【日 程】 2001年8月16日(木)〜17日(金)
【山 名】 焼岳
【山 域】 北アルプス南部
【地 図】 2.5万図「焼岳」「笠ヶ岳」「穂高岳」
【行 程】 第1日 新穂高温泉====西穂高口‥‥西穂山荘(泊)
      第2日 西穂山荘‥‥焼岳小屋‥‥焼岳‥‥上高地===松本
【メンバー】DOMINO、丹

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 前日、名古屋で合流。高山まで出て一泊。。。飛騨牛と朴場味噌アンド温泉の魅力で、行く前からリゾート気分。
そもそも、週明けから山の天気は良くなさそうだし、二人とも体調イマイチ。温泉だけかなあ。。。トンと気合いが入らない(--;)15日になって一転天気図は快方に向かってる!!とにかく山に入る事にしよう。

●16日
 8:45高山発 
 バスで新穂高温泉に向かう。実は1時間前のバスもあったのだが。。。朝飯喰っていたら間に合わない事判明。もう、先に朝食代払っちゃったし、朝風呂まで浸かってノンビリ出る事にする。。。ほんまに山登るのか?

 11:35 新穂高温泉ロープウェイ
 目一杯のバスに二時間近く揺られ、観光客で一杯のロープウェイ待たされようやく歩き始める所まで来た。それにしても、観光客がウジャウジャいる。ガスってて展望は無いし、観光客は何をしているんだか(-.-)10分ほどで登山道の入口に着く。

 12:07 2130mでお昼
 30分も歩いていないのに、もうクタクタ。一体どうしたんだろ?高度障害?シャリばてと言うことにして、パンを頬張る。ちょっとは元気でるが本調子には程遠い。DOMINOさんも「熱が有る」とか言い出して。。。とにかく小屋へ。

 13:20 西穂山荘
 まずは、宿泊手続き。6畳に8人分の布団が引いて有る。すでに二人連れが寝っ転がっている。当初の予定では、西穂までピストンする計画であったが。。。とても気力がおきなくて、生ビール800円也を飲んでノンビリしてしまう。15:00頃涼しい風が吹き出して、ちょっとお散歩に出る。空身だと結構足が出る(^^ゞ 丸山(かな?)まで登って展望を楽しみ、小屋に戻る。ぐたってないで出かけていれば、独標までは行けたと思うが。。。時間が遅いや(--;)
 
 同室の人たちは、男女ペア二組。片方は東京からの夫婦連れ、もう一組は大阪の山岳会(どこだかは聞かなかった)。結構山慣れている人たちで詰まらない事は言わないし、いろいろ話が弾む。結局8人部屋に6人だった。大阪組は翌日焼岳(会のリレー縦走のゴールだそうな)で一緒の予定。
 夜、同室の男性がトイレから戻って「すごい星」と報告。一同、外に飛び出す。いやー久しぶりに満点の星空、天の川って物を見ました。ここ、数年は星空見えても、渓の間の四角いのしか見ていなかったし〜(^。^)

●17日
 6:00 西穂山荘出発
 同室の焼岳組は食事終えるとそそくさと出ていってしまった。無理せずユックリ行くことにして出発。十分ほどで上高地への下山路を分ける。 
 シラビソだかトウヒだか(^^ゞの森をゆっくり行く。まだ、涼しい時間でラッキー。7:15。槍見台と言われる展望台に。槍なんか見えないじゃないかとブツブツ。代わりに笠ヶ岳が全貌を見せている。7:25キヌガサの池というのは見逃したようで、2つめの池の脇を通る。後ろから軽快な足取りの二人組に追い抜かれる。結局、上高地への分岐を分けてから焼岳小屋までに出会ったのはこのパーティーだけ。北アルプスなのに静かなモンや。

 8:00
 割谷山の西側を巻くように登山道はついている。道は迷いようが無いが、笹の根っこがでていたり、あまり踏まれていない。初心者やったらビビリそう。なんにせよ、よう下る。道が荒れているところは緊張しているのか、楽しんでいるのか調子良かったが、もう少しで小屋ってところでへたれてしまう。休みを入れながら9:10ようやく焼岳小屋到着。

 9:30 焼岳小屋出発
 はるかに望む焼岳は遠いし、ピークも見えない(--;)「小屋前で待っている」なぞとごねてみるが、「二度と来ないかも」って意見に押されて、水やら行動食やら持ってもらい(-.-)、空身でピークを目指す。展望台と呼ばれるコブまではホンの10分ほど。なかなか素晴らしい景観だ。もう止めようか、でも、まだ槍は見えないぞ(^^ゞ ザラ場の急登を我慢しながら登っていく。途中そこかしこに、噴気がでている。活火山やあ。10:55 焼岳山頂と中尾峠の分岐で、昨晩同宿した大阪組と出会う。これから、中尾に降りて縦走終了の宴会だと。後もうちょい。ちょっとした岩場を攀じてようやくピーク!

 11:00 焼岳山頂。
 すごい!こんなに北アルプス南部が全部見渡せる所は他に有るんか!ほんまに360度。名だたる名峰がみんな見えている。あまり、注目を集めないピークにいるから周りは有名峰ばかりって事に後で気がついた。山頂コールをして、お目当ての爆裂火口を眺めて、下山。ピーク直下で、「登れない、助けて」なぞと叫んでるオバハンと遭遇。一緒に来た夫と思しい人が無理矢理引き上げようとするが。。。おっさんに危うく突き飛ばされそうになるし、頭に来たが、おっさんの引っ張りかたじゃ二人とも落ちそうで、目の前でオロクになるのを見たくも無いので、ホールドとかアドバイスをして上に行ってもらう。三点確保のまねごとも出来ないで。。。あんなんで岩場に来るな!!!って帰れたのかな?

 12:15
 焼岳小屋に戻り、昼食を摂って(また、パンやけど)いると、帝国ホテルから上がってきたという夫婦がきた。旦那の方は、軽登山靴もどきを履いているが、奥さんの方は、ワンピースに普通の運動靴。手にペットボトルとガイド地図を持っている。帝国ホテルから5時間かかったとか。んで、旦那は小屋番に「ここから、西穂山荘に行って、上高地に下れるな」と聞いている。小屋番も困って「道はチャンと有りますけど・・・」と濁している。黙って行かせれば遭難必至と思われ。。。きつい口調で西穂へ向かうのを諦めさせた。旦那は一人で展望台へ向かい、奥さんはベンチで寝てはった。怖いので早々と立ち去る事に。

 13:00 焼岳小屋出発
地図見たときから、相当に急下降なのは理解していたけど。。。きついよ〜。はしごやら鎖やら虎ロープやら有るし、膝は痛み出すし、鼓動は早いし。下山は得意のハズだったんやけど。。。DOMINOさんもお腹の調子が悪くなって、急いで降りたいのだけど、体が言うことを聞かない。。。途中ついに、DOMINOさんに先行してもらって、トボトボと下る。それにしてもさっきの帝国ホテルは戻ってこられるんやろか(--;)

 14:30 上湯沢林道出合
 ようやく下りきり。田代橋でDOMINOさんに追いつき、病人二人、ヘロヘロと観光客より遅いくらいのスピードでバスターミナルへ。思い切ってタクシー(相乗りの登山客が見つからない)に乗って松本に向かった。

 ほんまに、久しぶりの北アルプスで疲れ切った。DOMINOさんもいろいろお世話になって有り難うございました。けど、ヤッパリ山は良いよなあ。ちょっとトレーニングして、秋山も行くぞ〜 !!


      


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