笠ヶ岳 報告:伊能

 この、3連休、どこに行こうか、はたまた、自宅待機か随分迷ったが、直前になり、天気予報が急によくなり、100名山ツアーに決定。

稜線からの笠ヶ岳

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【山  名】笠ヶ岳
【日  程】平成13年9月22日
【メンバー】伊能
【形  態】日帰り
【行  程】
      駐車場5:30→登山口6:35→杓子平8:50→稜線9:45→小屋10:40→山頂11:00
      山頂11:30→稜線12:35→登山口15:10→駐車場16:10
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○前夜
 名神高速から東海北陸道、高山を経由して新穂高温泉へ。途中の乗鞍の有料道路は積雪のため、通行止めの表示。秋の寒気、第一号が来たということか。
 ともかく、順調に新穂高の無料駐車場に到着、霧雨の中、他車に影響のないところにテントを設営して仮眠する。
 
○登山口まで
 5時起床。雨は上がったようだ。テント、シュラフ等を適当に車に積み込み、おにぎりをほおばって出発する。
 笠ヶ岳の登山口まで、1時間。単調な林道歩きである。快足の人に追い越され、鈍足の人を追い越す。途中、小型バイクを利用している登山者もいた。

○登り
 登山口は昔の地図より5分ほど登ったところにあった。見逃す訳はないと思っていたが、ちょっと不安だった。
 さて、山頂まで高度差およそ1450メートル。順調に登れるか、自信と不安が交錯する。
 登りにかかってすぐに、テント装備を担いだ単独の若い女性の姿。が、なかなか追いつけず追い越せない。やっと追い越したが、姿が見えなくなるまで、結構時間がかかった。こちらは日帰り装備の軽装、テント装備を担いでの歩きとしたら、凄いペースであった。
 見通しのきかない林間を登るのに、高度の標識は励ましとなる。1800、1900・・。所用時間15分、大体1時間で400mのペースで登れているようだ。
 登りにかかって2時間あまり、杓子平の手前の尾根にでる。ガスも上がってきて、景色が一変する。背後の槍はくっきり、笠はガスの中に見え隠れする。

杓子平から笠ヶ岳 稜線から槍ヶ岳

 ここから、稜線は見た目には近いがなかなかの登りである。簡単に登れそうに感じたが、ちゃんと時間はかかった。
 稜線にでたところで休憩する。後方に槍、前方にこれから辿る縦走路。


 小屋には11時前に着いた。朝の仕事を終えた小屋の従業員たちが、表にでて歓談している。昨晩は、やはり雪が降ったそうで、朝は3センチ程積雪が残っていたそうな。。 麦酒を買って一息入れる。
 山頂まで、一登り・・のはずが何か急に足がでなくなった。まあ、そこまでだからとゼイゼイ言いながら、山頂に立つ。
 ちょうど、登頂時間帯の狭間、一人だけの山頂は贅沢といえば、贅沢だが、寂しい感じもする。
 360度の展望があれば、寂しさも別であろうが、南の方が視界が悪く、穂高は、山頂部が見えるだけ。北の方もガスの高度が上がってきた。
 
○下り
 30分の休憩で下りにかかる。小屋を過ぎたあたりで、朝一番に追い越したテント泊単独行の女性とすれ違う。時間にして、1時間ほどしか違わない。脱帽である。
 下りにかかったというのに、ちょっとした登り返しで息がきれる。午前中と様相が一変、どうも高山病の初期症状である。登りでは、小刻みに立ちどまって休憩を取り、稜線を戻る。
 稜線から、杓子平に下りかけるとたくさんの人が登ってくる。流石、百名山。
 高度を下げるにつれて、体調も戻ってきた。翌日のこともあるので、足に負荷をかけないよう適当に休憩しながら、下る。
 標高1600mくらいに下って、時間も午後2時半を回っているのに、まだ登ってくる人がいる。装備は小さなザックでテント装備は持っていそうにない。時計と相手の顔を見比べると、相手も察したのか「大丈夫です。人の倍の早さで歩けますから・・」という。そうかも知れないけど・・・
 「食事にありつけないかも知れませんね・・。」と脅かしておいた。(^ ^ゞ ポリポリ

 味気ない林道を1時間弱かけて歩き、駐車場に戻る。中尾口の川の中にある無料の温泉に入って、筋肉をほぐして、翌日の行動予定地の飛越トンネルに向かった。
 



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