西穂岳〜奥穂岳縦走 報告:BAKU


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【日程】平成17年9月17日〜19日(前夜発)
【場所】北アルプス西穂岳→奥穂岳
【行程】9月17日:西穂山荘〜西穂高岳(ピストン)
9月18日:西穂山荘〜西穂高岳〜ジャンダルム〜奥穂高岳〜穂高岳山荘
9月19日:穂高岳山荘〜奥穂高岳〜穂高岳山荘〜吊尾根〜重太郎新道〜岳沢〜上高地
【メンバー】じぇふ、BAKU
【お天気】一日目:晴天、二日目:快晴、三日目:濃霧のち晴れ曇り
【地図】「穂高岳」「笠ヶ岳」(1/25000地形図)「上高地 槍・穂高」(昭文社山と高原地図)
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16日夜遅くいつもの場所でじぇふさんを拾い平湯「あかんだな駐車場」へと車を走らせ午前4時頃着。今日はたっぷりと時間があるので夜明けまでシュラフを被り仮眠する。

【17日(土曜日)】

起床後バスで新穂高温泉まで移動しロープウエイで山頂へ。明日に備えて体力を温存しなきゃ。
ロープウエイ乗り場では団体さんに囲まれ一時間近くのタイムロス(メ-_-)まぁ、いいか。 山頂駅から西穂山荘まではちょっと鈍ったカラダには丁度良いウオーミングアップ。

 10時30分西穂山荘着。今日の宿泊受付はまだまだ後のようだ。そこでじぇふさんと相談の上、明日の下見をしましょうとのことで西穂岳まで偵察に行った。独標までのガレガレ登りが嫌らしい。去年は諸事情で独標より先に進めず悔しい思いをしたが今年は万全の体調でもう
気分はすでに明日のホンちゃんが待ち遠しく高揚している。

12時10分 独標
12時25分 ピラミッドピーク
13時25分 西穂岳山頂

山頂で30分ほど展望を楽しみビールを飲みたくなったので急いで駆け下りる。
チェックイン後テラスで乾杯!うーん、しあわせ。この瞬間が最高(^^)
二人で缶3本のビールは足らなかった(^^ゞその後夕食時にもかんぱーい。
あたしらは酒飲みか?今日の混雑は予想通り。夕食は4回に分けていた。
当然ながらお布団一枚に2人。横のおっちゃんのイビキと図々しさで熟睡できなかった。

【18日(日曜日)】

午前3時30分起床。ロビーに出ると今日はジャンに行く人が多いのかすでに10名ほど出発の用意をしていた。おおっ、ちょっと出遅れたかな?我々も素早く準備を済ませ4時05分小屋を後にする。
先発隊のヘッデンがはるか遠方に見え隠れする。空を見上げると綺麗なお月さんとキラキラと星が輝いていた。お天気は大丈夫みたい。先が長いので自分らのペースを乱さず、また幸いなことに二人ともペース的には同じようなのでとても歩きやすい。

04時50分 独標 ここで朝ご飯。寒くもなく快適だ。
05時10分 ピラミッドピーク  ここまで来ると空が白みを帯びてきた。今日は快晴のようだ。
05時45分 西穂岳山頂  なかなか調子がいい。ハイペースだな。20分の大休憩。
明るくなったので360°の大展望を楽しむ。すばらしい景色だ!

さーて、ここから先は未踏の地。お互い気質を確かめ西穂岳をあとにする。じぇふさんの歩き方を見ていても気合いが十分に入ってるのかとても安定しており心配はない。
西穂岳からの下りは予想していたよりも楽だった。三点確保が身に付いてれば問題なし。コルまでの最後に鎖がありますが…。こわい時、あるモノはどんどん使いましょう。
目の前のピークは間ノ岳かな。険しそうに見えてても取り付けば以外と容易い。 gendarme2.jpg (350×263)

07時00分 間ノ岳 一瞬だけ槍の穂先が見えた。その後は全くダメ。
07時40分 天狗ノ頭 すばらしい展望。乗鞍、水晶は勿論、立山まで遠望できたのかな?

さーて、ここからが悪評高き天狗ノコルまでの下り。その手前で今日初めての人とすれ違う。どこからですか?と聞くと岳沢から登ってきたとか。ここの下りはしっかりとした鎖があるので高度感に怖さを感じなかったら問題ない。でも岩に赤ペンキで「キケン」と書いてあるのでここの通過は注意が必要なんだろう。真下は天狗ノコル。そこには今日早朝発で西穂に向かっている数人のパーティーが我々の降下を待っていた。「何時に奥穂を出たのですか?」と聞くと5時だと言う。もう馬の背で渋滞が発生してるとか?あらら(^^ゞ

08時10分 天狗ノコル

ここからの登りはだらだらとしてホントに疲れた。小1時間ほど登っただろか? あるピークを回り込むとジャンダルムらしきでっかい岩山が…
これがジャンダルムかぁ〜!!!
コルにザックをデポし一気にピークに駆け上がった。
gendarme3.jpg (350×263)

09時20分 ジャンダルムに登頂\(^^@)/じぇふさん、嬉そう。

ここからはこの先進むロバの耳、馬の背、奥穂岳がよく見える。
今日は晴天を功して奥穂の山頂はすごい人、人、人。
この先のルートは?と二人で相談。ロバの耳は飛騨側の方からか?とか馬の背は大丈夫かな?
とかもう気分はもう直ぐこの縦走も終盤に差し掛かり爆発寸前(^^ゞ
結局、ロバの耳は長野側を巻き馬の背は思っていたよりも通過点は狭くなかった。
やはり馬の背でコワイ箇所と言えば去年行った戸隠の蟻の戸渡りかな?
あの時はいちばーんこわいところで固まりましたネ!?>行った方々

10時28分 奥穂岳の祠に到着。
ふぅぅ!やっと終わった。西穂山荘を出て6時間23分。まあまあのペースで到達でき満足。そういえば我々よりも先に出発したパーティーをぶっち切りで抜かして行ったもんねぇ。

早速これから祝杯だ!と言い穂高岳山荘まで駆け下り山荘のテラスでビール飲め飲め これではまだ足らずワインも買って今回の走破を思い出しながら延々と宴会が続くのであった。
天気は上々(^^)V
穂高連峰が、一望できる。以前ここを通過したときは何〜にも見えなかったもんな。
夕食後、窓の外を見ると見事なお月さんが…雲のかかり具合がこりゃまたいい感じ。
そうだ!今日は中秋の名月なんだ。稜線上からのお月見。貴重な体験をした。
それにしても見事なお月さんだったね。
「三岳」を味わいながらのお月見は…来年の山行を約束しもう言葉にできない程幸せな時間がゆっくりと流れ過ぎて行った。
この小屋の混雑も酷く今日もお布団一枚に2名だそうだ(__;)でもなぜか快適だった。

【19日(月曜日)】

今日は朝3時50分に起床。朝焼けのジャンダルムを見に行こうと決めていたからだ。 でも外を見るとガスってるぅ(T.T)
天気が回復するのを願って4時20分奥穂を目指して出発する。
まだ真っ暗なのでヘッデンがあっても白○ペンキがとても見づらい。祠に着く頃には少し 明るくなってきたが。まー、何と雨が降ってくるではないか(メ-_-)
こりゃ、あかん。雨具も持って来てないので急いで小屋に戻る。
ジャンダルム…
朝焼けどころかガスがかかってなーにも見えなかったナ。

さて今日の下山ルート。当初はザイデングラードを下る予定だったがもしかしたらじぇふさん、重太郎新道を下りたいんじゃないの?と思い聞いてみると案の定そうみたい。

06時40分 穂高岳山荘発

出発が少し遅れたので奥穂までは大渋滞。吊尾根に入ると人もまばらになり紀美子平に近づくと天気の方も持ち直し晴れ間も出てきた。じぇふさんに前穂高岳に登って来たら?って勧めるが
今日はいいと言う。その後岳沢ヒュッテまではハイペースで下る。

09時20分 岳沢ヒュッテ またまたここで生中を注文し宴会の始まり(^^ゞ

あとは上高地までの下山のみ。アルコールのパワーか? 先行者すべてぶっち抜きで混雑のすごい河童橋にたどり着いた。
早くお風呂に入りたかったのでバスターミナルに直行。少しの待ち時間にじぇふさんソフトクリームを買ってきてくれた。とても美味しかったぁ〜(^^)どうもごちそうさまー。 平湯に到着後あかんだな駐車場近くにある「神の湯」で汗を流し最後の仕上げは毎度の 如く高山ラーメン「板蔵」でラーメンを美味しく頂き帰路に付いた。この板蔵は以前「みそラーメン」がおいしく定評があったのですがなぜかメニューから消えていた。残念。

これで今回の報告はお終い。


      


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